神戸学院大学

社会連携

2022年秋季グリーンフェスティバル「大学祭ガラコンサート」を開催しました

2022/11/11

3人で合奏
3人で合奏
ピアノ独奏の右近恭子さん
ピアノ独奏の右近恭子さん
ソプラノ独唱の坂本環さん
ソプラノ独唱の坂本環さん
拍手にこたえる出演者
拍手にこたえる出演者

11月5日より、2022年度秋季のグリーンフェスティバルが始まりました。第1回は神戸学院大学有瀬キャンパスメモリアルホールにおいて大学祭ガラコンサートを開催し、約300人が来場しました。

まず、田中一花さんのピアノ独奏によるクロード・ドビュッシーの「アラベスク」第1番が奏でられました。その後、ソプラノの北井春花さんが登場し、シューベルトの「鱒(ます)」、パイジェッロの「もう私の心には」、ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」と続き、さらにバッハ=グノーの有名な「アヴェ・マリア」が高らかに歌い上げられました。

そのあと、高橋純さんが登場し、ジョルダーニの「カロ・ミオ・ベン(いとしい女よ)」、デ・クルティスの「帰れソレントへ」、さらにはシューベルトの「魔王」とだれもが聞いたことのある名曲が続き迫力のあるバリトンで来場者を魅了しました。

後半は、右近恭子さんによるピアノ独奏で始まりました。軽快でリズミカルなショパンの「子犬のワルツ」で来場者を魅了した後、チェロの日野俊介さんが登場、バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番前奏曲」を起伏のある音色を奏でました。
その後、日野さんのチェロと右近さんのピアノによるサン=サーンスの「白鳥」の透き通る音色がホールに溢れました。

次に登場したのは、クラリネットの松原央樹さんです。クラリネットの優しくも暖かな音色でフィンジーの「5つのバガテル」より前奏曲(プレリュード)が演奏された後、宇野文夫教授作曲による「おもいで2」(クラリネット独奏)」が、新鮮でユニークな旋律で演奏されました。

さらに、クラリネットの松原さんとチェロの日野俊介さんがピアノの右近恭子さんを囲み、ヴォーン=ウィリアムズの「イギリス民謡による6つの練習曲」を演奏しました。

公演の最後に登場したのは、ソプラノの坂本環さんです。右近さんのピアノ伴奏で中田喜直作曲の「つゆ」「こだまでしょうか」「みんなを すきに」「たいりよう」「ほしとたんぽぽ」「悲しくなったときは」を次々と独唱し、来場者を日本歌曲の親しみある世界に引き込みました。

公演の後、惜しみない拍手が7人の出演者に寄せられ、来場者からは「久々に素敵な音楽を聴くことができ、心豊かなひと時を過ごせました」「なじみのある曲が多くてよかった」「ガラコンサートならではのプログラム、ピアノだけでなく、チェロやクラリネットが聞けて良かった」など多数の方から感動と感謝の気持ちが寄せられました。