神戸学院大学

社会連携

2025年度グリーンフェスティバルが吹奏楽部の壮大なサマーコンサートで開幕しました

2025/05/27

松井音楽監督による指揮
松井音楽監督による指揮
観客に挨拶をする鷲尾部長
観客に挨拶をする鷲尾部長
学生による演奏を聴く観客ら
学生による演奏を聴く観客ら
プログラムが終了し、盛大な拍手を受ける学生ら
プログラムが終了し、盛大な拍手を受ける学生ら

2025年度グリーンフェスティバルが、5月18日に有瀬キャンパスメモリアルホールにおいて、神戸学院大学吹奏楽部による 「第37回サマーコンサート」で幕を開け、約400人が演奏を楽しみました。

サマーコンサートは正学生指揮者である東海林元就さん(人文学部4年次生)の指揮のもと、フィリップ・パーク「ジュビリー序曲」の演奏で始まりました。この曲は活気がありつつもどこか落ち着いており、本演奏会のコンセプトである「品のある大人な演奏会」にふさわしい幕開けとなり、息の合った緩急のある音楽で観客を魅了しました。

続けて、松井音楽監督の指揮のもと、本年度吹奏楽コンクールの課題曲で作曲家の伊藤士恩氏が他の楽器との掛け合いを意識して作曲した、「マーチ『メモリーズ・リフレイン』」や、八木澤教司氏が委嘱作曲した『アヤソヒアの祈りと儀式』を演奏し、観客に壮大なハーモニーを届けました。さらに、耳馴染みがよく、軽快で日常の通学や通勤中に聴きたくなる「オーディナリー・マーチ」を演奏し、第Ⅰ部を締めくくりました。

第Ⅱ部は、副学生指揮者である浅井莉玖さん(経済学部3年次生)の指揮による、アルフレッド・リードの序曲『春の猟犬』で始まりました。続いてガラリと雰囲気が変わり、部長の鷲尾柊空さん(経済学部4年次生)指揮のもと、全世代が楽しめる『サザエさんファンタジー』を会場に届けました。陽気なサザエさんをイメージした軽快な場面や重厚感のあるハーモニーを奏で、聞き覚えのあるさまざまな効果音に会場全体が楽しく温かい雰囲気に包まれました。続けて、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』のメドレーを届け、心躍る音楽にアンコールの拍手が鳴りやまない、「アルセナール」を演奏し、ファンファーレの華やかさや中間部の美しいメロディが会場に響き渡り、全てのプログラムを終了しました。

観客からは「学生の皆さんが一生懸命練習してきたことが伝わりました」「馴染みのある曲がほとんどで楽しめました。委嘱曲もとても素敵な合奏で、定期演奏会も是非行ってまた聴きたいと思った」などの感想があがり、学生たちの思いが伝わるコンサートとなりました。

演奏を終えた部長の鷲尾さんは、「地域の方や部員の保護者の方が笑顔になってくれたので私たちの原動力となった。これから12月14日に予定している定期演奏会に向けていい演奏ができるよう、引き続き頑張りたいと思う」と力強く話していました。

次回5月24日のグリーンフェスティバルはTheatre Project K公演 ドラマリーディング『かもめ』です。