ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティの学生が「ホンデリング・プロジェクト」を実施しました
2025/12/08
ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティに所属する香川祐貴子さん(法学部4年次生)、黒瀬奏太さん、小牧昊右さん(いずれも現代社会学部社会防災学科3年次生)、宮田啓史さん、竹田光翔さん(いずれも法学部2年次生)、澤井知哉さん、森本真雄さん(いずれも法学部1年次生)、桐山郁未さん、谷口媛香さん(いずれも現代社会学部現代社会学科1年次生)の9人が、11月25日から28日にかけてポートアイランド第1キャンパスD号館のコミュニケーションモールで「ホンデリング・プロジェクト」を実施し、不要になった本の収集活動と、犯罪被害者支援活動、交通違反に関する啓発活動を行いました。
「ホンデリング・プロジェクト」とは「本(ホン)で支援の輪(リング)が広がってほしい」という願いを込めて名付けられ、学生や教職員らが不要になった本を寄贈し、本の売却代金を寄付として、犯罪被害に遭われた方々への支援活動に役立てるプロジェクトです。犯罪被害者週間(11月25日~12月1日)に合わせて、ポートアイランド第1キャンパス内で本を収集し、4日間で111冊の本を回収することができました。
活動最終日の11月28日は、神戸水上警察署、自動車事故対策機構ナスバと連携し、犯罪被害者支援活動の啓発や、特殊詐欺についての注意喚起、さらに2026年4月1日から自転車の交通違反に「交通反則通告制度(青切符)」の適用が開始されることを、学生らに呼びかけました。
最後に学生から警察への本の贈呈式を執り行い、ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティから神戸水上警察署へ、収集したすべての本を寄贈しました。寄贈した本は、神戸水上警察署から公益社団法人全国被害者支援ネットワークへ引き渡され、犯罪被害に遭った方の生活支援や、カウンセリングなどの心理的支援に役立てられます。
活動に参加した澤井さんは「自分も本を寄贈し、被害者支援の力になれたと実感した。学内で呼びかけた際も多くの方に活動を知ってもらえて良かった」と感想を述べました。
