神戸学院大学

社会連携

道化座プロデュース演劇公演「ロミオとジュリエット」を開催しました

2024/10/28

演劇公演「ロミオとジュリエット」
演劇公演「ロミオとジュリエット」
クライマックスシーン
クライマックスシーン
出演者に花束を渡す学生
出演者に花束を渡す学生
事前レクチャーを行う長谷川教授
事前レクチャーを行う長谷川教授

10月19日より2024年度秋季のグリーンフェスティバルが始まりました。

第1回は神戸学院大学有瀬キャンパスメモリアルホールにおいて、道化座プロデュース演劇公演「ロミオとジュリエット」を開催し、約410人が公演を楽しみました。

公演に先立ち13時から、人文学部の長谷川弘基教授による「ロミオとジュリエット」の事前レクチャーが行われ、約100人が受講しました。作者であるシェイクスピアの時代背景に続いて、ストーリーや登場人物自体はシェイクスピアの独創ではないが、シェイクスピア独自の大胆な工夫が加えられ、その結果として作品に体現されることになった複雑な主題と魅力に関する説明がありました。

今回のキャスティングでは、メインのロミオ役と、ヒロインのジュリエット役、そして乳母/ティボルト役を、関西で活動する若手俳優、それも本学の卒業生(演劇部、劇団EXCLAMATION【!】OB・OG)らが務め、さらには演劇部・学生放送局の学生5人も出演し、神戸学院大学らしさを存分に発揮した公演となりました。

演劇では、銃撃やサイレンといった細かな音響や照明による演出もあり、役者らの演技はより際立ったものとなっていました。またロミオが死んでいることに気づき、ジュリエットが自害してしまうクライマックスシーンでは、赤い紙吹雪が舞う等、観客はより没頭して作品を観劇しました。

来場者からは、「事前講義を受けていたこともあり、内容や時代背景もよく理解でき、演技に没頭して見入ることができました」「学生とは思えないほど魅力的な演技をしていて、感動しました」などの感想が寄せられました。