神戸学院大学

社会連携

大阪市立総合生涯学習センターとの連携講座「くらしに活きる医学/心理学講座」(第2回)を開催しました

2021/10/20

大阪市立総合生涯学習センターと本学との連携講座「くらしに活きる医学/心理学講座」を10月9日に実施し、心理学部中川裕美講師が『ストレス社会をしなやかに生きる!セルフケア講座』というテーマで講義を行いました。

コロナ禍において、私たちは五感で感知できず不確定な要素が多いため、不安や恐怖が強まりやすくなっています。そういったストレスとの付き合い方においては、ストレス反応を低減する目的で取られる認知的・行動的対処である「コーピング」が重要です。ストレスコーピングは、深呼吸をする、水を飲んでいったん気持ちを落ち着かせる「情動中心の対処」と、事前に準備をするなど「問題中心の対処」と併用することで効果をあげます。ほどよいストレスは、意欲や集中力を高める原動力ともなるため、ストレスをなくすのではなく、自分に合ったストレスコーピングを知り、上手に付き合っていくことが大切であると解説しました。

今回の講座をもちまして、2021年度大阪市立総合生涯学習センターと本学との連携講座は終了いたしました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
来年度も連携講座の開催を予定しておりますので、皆様のお越しをお待ち申し上げております。