神戸学院大学

社会連携

グリーンフェスティバル 第455回 「中村和枝ピアノリサイタル~現代ピアノ音楽の世界、1950年から最新の作品まで~」 を開催しました

2023/05/30

演奏者の中村和枝さん
演奏者の中村和枝さん
演奏の様子
演奏の様子

「中村和枝ピアノリサイタル~現代ピアノ音楽の世界、1950年から最新の作品まで~」を20日、有瀬キャンパスメモリアルホールで開催し、来場者約200人が公演を楽しみました。

今回は現代音楽の第一線で活躍しているピアニスト、中村和枝さんのリサイタルでした。中村和枝さんは現代音楽に力を入れている貴重な存在で、グリーンフェスティバルへの最初の出演は2010年になります。

第1部でルチアーノ・ベリオ「ラウズ」から始まり、オリヴィエ・メシアの「火の鳥Ⅰ」、カールハインツ・シュトックハウゼン「ピアノ曲第5番」作品4、ハインツ・ホルガー「エリス」、松平頼暁「主題と24の変奏」を披露。
第2部では、人文学部の宇野文夫教授作曲の「ピアノ・ソナタ第1番『史書の扉から』」を披露しました。

今回の作品群は、クラシック音楽や通常のポピュラー音楽からは離れたスタイルの「前衛音楽」と呼ばれるものです。

来場者からは、「ダイナミックなピアノ演奏で力強さが溢れていました」「現代音楽のみのコンサートは初めて聞いたのですが、面白かったです」「手の平で鍵盤をたたくように弾いたり、すごい迫力でした」などの感想がありました。

普段接する機会少ない重厚な現代音楽に、観客は耳を傾けていました。