神戸学院大学

社会連携

学生団体「Kobe sea unit」が神河町特産品開発プロジェクトのフィールドワークを行いました

2026/08/26

道の駅「銀の馬車道 神河」
道の駅「銀の馬車道 神河」
観光協会のお土産コーナーを見学する学生
観光協会のお土産コーナーを見学する学生
(株)神崎フードの担当者から説明を聞く学生ら
(株)神崎フードの担当者から説明を聞く学生ら
ゆず生産者の話を聞く学生ら
ゆず生産者の話を聞く学生ら
ゆずの加工現場を見学する学生ら
ゆずの加工現場を見学する学生ら

神河町特産品開発プロジェクトに参加する学生団体「Kobe sea unit」の8人が8月20日に神河町でフィールドワークを行いました。

本プロジェクトは大学コンソーシアムひょうご神戸の「企業・自治体課題解決型プログラム」のひとつで、学生団体「Kobe sea unit」の有志メンバーが、学生ならではの自由な発想で、神河町の特産品である「ゆず」を活用したお土産の開発をめざしています。

今回のフィールドワークは、神河町を訪れ、ゆずの生産現場や道の駅等の販売拠点、ゆずの加工業者である(株)神崎フードを訪問し、生産者や事業者との意見交換を通じて、地域資源の理解深化と商品企画のブラシュアップを目的として行いました。

フィールドワークで見えてきたのは、消費者のリアルな動向です。

道の駅の客層は、仕事での立ち寄りやツーリング客が多く、その場で消費できる手軽な商品が人気ですが、一方、お土産品については「少量・低単価」の商品が好調で、日常的に手に取りやすいパッケージが求められている現状を学びました。

最大の焦点は、町特産の「柚子」の活用です。

神河町の柚子は全国から買い付けがあるほど高品質ですが、年間収穫量約40〜60トンのうち、加工に回るのはわずか1トン。残りの多くが廃棄されている現状を目の当たりにし、学生たちは強い衝撃を受けました。現在は、廃棄される皮や綿を有効活用するジャム製造のノウハウや、冷凍保存技術を用いた通年供給の可能性について研究を進めています。

また、生産者や事業者との意見交換を通して、商品化には「加工の人手不足」や「製造ラインの確保」といった現実的な課題があることも学びました。現地の方々からは「誰が、どうやって、継続的に作るのか」という厳しい意見もありました。

参加した学生は「神河町役場が求める若者らしさやSNS映えする商品と事業者で製造できる商品にギャップがあるのでは」と述べました。

今後は、学生らしい創造力と、人手不足やコスト面を考慮した現実的な視点を考えながら、神河町の豊かな柚子の香りが詰まった「新しい名物」の誕生に向けて、具体的なプラン商品提案に向けてブラシュアップを行います。