神戸学院大学

社会連携

本学学生と淡路市若手職員が政策提言した「ふるさと納税」促進施策が市に採択されました

2020/08/05

ふるさと納税促進チームのプレゼンテーション
ふるさと納税促進チームのプレゼンテーション
プレゼン後、各チームの記念撮影
プレゼン後、各チームの記念撮影
プレゼン後のふるさと納税促進チームの茶話会
プレゼン後のふるさと納税促進チームの茶話会
ふるさと納税返礼品のチラシ1枚目
ふるさと納税返礼品のチラシ1枚目
ふるさと納税返礼品のチラシ2枚目
ふるさと納税返礼品のチラシ2枚目

本学の学生と淡路市の若手職員によるプロジェクトチームが2018年に市長に政策提言していた、ふるさと納税促進のための施策が正式に採択され、市の事業として動き出すことになりました。

本学と同市との包括連携協定の一環で、ふるさと納税促進、観光プロモーション、少子化対策の3チームに分かれ、同年9月に現状分析と具体的な施策を提案していました。

◆女性向けブランドwithの誕生
採択されたふるさと納税促進の施策は、女性をターゲットに絞り、「いつも頑張っている貴方(あなた)へのご褒美」をコンセプトにした返礼品を考えました。淡路市独自の女性向けブランド「with」を打ち出し、ロゴも完成しました。返礼品の紹介チラシには、「今日は僕がご飯をつくります」のコピーとともに、淡路島の特産品を使ったレシピ付き食材セットや淡路島のエッセンシャルオイルなどを紹介しています。

ふるさと納税は過剰な返礼品が問題となり、総務省は「寄付金額の30%以内で地場産品に限る」と規制しました。それだけに返礼品の選択は工夫が求められました。淡路市の場合は寄付額、寄付件数ともに減少傾向にあることもプロジェクト採用の背景にありました。

◆各学部から公募の学生5人が参加
提案したのは各学部から公募に応じた当時の2、3年次生計5人です。2人が卒業し、現在も4年次生で在学中は魚田哲輝さん(法学部)▽須原寛己さん(経済学部)▽林祐斗さん(同)――です。プロジェクトを指導した共通教育センターの中村光宏講師は「ふるさと納税の返礼品に独自ブランドを付与しPRするというアイデアは学生ならではの発想だったかと思います。それを、職員の方がしっかりと形にしてくれました。この淡路市独自ブランドに対して多くの方に興味を持ってもらえることを期待したいです」と話しています。