神戸学院大学

社会連携

大阪市立総合生涯学習センターとの連携講座「くらしに活きる医学/心理学講座」(第2回)を開催しました

2020/11/05

大阪市立総合生涯学習センターと本学との連携講座「くらしに活きる医学/心理学講座」を10月31日に実施し、心理学部の村山恭朗准教授が『ほめ上手になろう!行動心理学からみる「ほめ方」講座』というテーマで講義を行いました。
 はじめに、「なぜ子どもをほめる必要があるのか」について説明しました。子どもは気持ちの切り替え方や物事に対するコツを知らないために、「やらない」「できない」「言うことを聞かない」といった3つの「ない」という行動を示すことが多くあります。これに親はイライラし、怒ってしまいますが、子どもも、大人と同じ脳のシステムを持っているので、大人がされて嫌なことは子どもも同様に嫌な気持ちになります。ガミガミと怒ったところで、「よし次はがんばろう!」と子どももなかなか思うことができません。そうしたことから、先生は、「怒ったところで意味がないのです」と何度も強調して話しました。子どもが気分の切り替え方や、コツを学ぶためには、子どもが、ほめられたことで行動するようになることが大事だと説明しました。
 次に、「何をほめるのか」について説明しました。まずは、日常生活を営む上で、「当たり前のこと」は当たり前だけに大切なことなので、そこをしっかりほめることが大事です。それから、子どもをよく観察し、苦手なことや一人で完璧にできないことを「努力している」ということをほめてほしいと話しました。
 最後に「どのようにほめるのか」について説明しました。「他者評価と動機づけ」に関する研究をもとに、能力をほめられるよりも、努力をほめられる方が、その後のパフォーマンスが向上することを丁寧に解説しました。
 村山准教授は「叱るだけでは意味がない。ほめるポイントは「当たり前にやっていること」で、最もほめるポイントは、「努力していること」。ほめるときには「行動」をほめましょう。そしてお父さん、お母さん自身が元気でないと子どもをほめることができないので、ご自身をほめてあげることからはじめましょう」と締めくくりました。
 受講生からは、「ほめるポイントがよく分かり、大変勉強になった」という感想が多数寄せられました。

 今回の講座をもちまして、2020年度大阪市立総合生涯学習センターと本学との連携講座は終了いたしました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
来年度も連携講座の開催を予定しておりますので、皆様のお越しをお待ち申し上げております。