社会連携
「防災女子」が神戸市水上消防署でワークショップを行いました
2020/10/21
ポートアイランドの事業所などで働く女性を対象とした防災研修会が10月21日、神戸市中央区の神戸市水上消防署でありました。
災害は発生する時間、場所、状況を的確に予想することが困難とされます。家庭や地域、事務所などでは、状況によって女性が防災活動や災害救助活動の担い手となる可能性も大きいことから、事業所などの女性による自衛消防力の向上を目的に毎年研修会が開催されています。
現代社会学部社会防災学科の女子学生を中心につくる「防災女子」のリーダー、森本澪さん(現代社会学部4年次生)と佐藤菜都さん(同3年次生)が今回は、災害時の食をテーマにワークショップを行いました。初めてカード教材を使用したワークショップを担当した森本さんは、「プログラムの途中でのコミュニケーションの取り方など課題も見つかり、良い経験になりました」と話しました。また、参加者からは、「非常食は長期期間保存できる乾物のイメージがあったが、今回、(使っただけ買い足して一定の水や食料を備蓄する)ローリングストックという考え方を学び、それだけではないことを知りました」との感想がありました。