神戸学院大学

社会連携

薬学部の福島昭二教授が大丸神戸店でワークショップを実施しました

2019/07/26

カプセルの説明をする福島教授
カプセルの説明をする福島教授
錠剤の実験について説明する冨田さん
錠剤の実験について説明する冨田さん
目薬の差し方を説明する上田さん
目薬の差し方を説明する上田さん
軟膏の混ぜ方を説明する福島教授
軟膏の混ぜ方を説明する福島教授

 薬学部の福島昭二教授が7月21日、ワークショップ「くすりの秘密と工夫を学ぼう!」を大丸神戸店1階のメインステージ前で実施しました。
 この取組みは、2018年に同店と「地域社会の活性化と生涯学習の振興に関する包括連携協定」によるもので「もとまち こども大学」と題して年間を通して、子どもたちの創造性を高めることを目的に様々なプログラムを実施しています。
 ワークショップは2部制で、午前、午後それぞれ5組の親子が参加。福島昭二教授が講師を、冨田彩さん、上田将真さん(ともに薬学部5年次生)が学生スタッフを務めました。  
 はじめに、薬の種類には3種類あり、大きく内服薬・外用剤・注射剤に分かれることを説明。内服薬にはカプセル・錠剤・液剤・粉薬といった様々な形状のものがあり、形によって特徴が異なることや、薬がどのような目的をもってそういった工夫がなされているのかなどを、実験を通して学びました。カプセルと錠剤の実験では、飲んだ薬がお腹の中でどのように変化するのかを見てもらうために、胃液の成分を入れた瓶の中に薬を入れ、観察しました。
 次に「どうして薬を飲む時は水が良いと言われるのか?」について考えます。実際にお茶を使って薬を飲んだらどうなるか、キレートによる鉄剤の析出実験を実施。飲み物に含まれている成分が薬の吸収を阻害しないように「コップ一杯の水で飲む」ことの大切さを学びました。
 粉薬の実験では、重曹とクエン酸を使って、二酸化炭素が追い出される現象を体験してもらいました。子どもたちは炭酸水のように気泡が出てくる様子に興味津々。何度も重曹とクエン酸を水の中に入れて、観察していました。「お薬の飲み方・使い方」では、オブラートの使い方や目薬のさし方を体験。体験者からは「知っているようで全く知らなかった」「これからは今日教えていただいた方法でやってみます」などのコメントがありました。
 最後に、調剤実験として、白色ワセリンと精製ラノリンを使って「すべすべ軟膏」を作ります。軟膏台とヘラを手に、2種類の軟膏を混ぜ合わせます。軟膏台に押しつけるように混ぜるのに苦戦する子どももいましたが、最後にはみんな上手に軟膏壺に詰めて完成。普段はできない体験に「楽しかった!」「もっと色々な実験がやりたい!」との声が上がっていました。