神戸学院大学

社会連携

楽天ヴィッセル神戸による「1dayキャリアプログラム」に本学学生が参加しました

2025/09/10

楽天ヴィッセル神戸の社員に質問する学生
楽天ヴィッセル神戸の社員に質問する学生
楽天ヴィッセル神戸社員と学生の記念写真
楽天ヴィッセル神戸社員と学生の記念写真
ピッチサイドのベンチを見学する学生ら
ピッチサイドのベンチを見学する学生ら
グラウンドでの集合写真
グラウンドでの集合写真

就職活動を控えた3年次生を中心に学生19人が8月28日、ノエビアスタジアム神戸にて開催された、楽天ヴィッセル神戸による「1dayキャリアプログラム」に参加しました。

ヴィッセル神戸と本学はパートナーシップを結んでおり、スポーツ振興、教育・研究活動を通じて、学生の豊かな人間性を高め、良識ある人間形成の育成と地域活性化を図るため、共同でさまざまな事業を実施しています。本プログラムもパートナーシップ事業の一環として企画され、学生のキャリア形成支援の一環として、学生がプロスポーツの現場に触れることで、働くことの理解を深め、多くのことを学生に学んでほしいという思いで実現しました。

前半は、スタジアム内の記者会見室にて、楽天ヴィッセル神戸の社員によるパネルディスカッションが行われ、広報部の林哲也氏の司会のもと、スタジアムエンターテインメント部の長友智史氏、施設管理部の川戸遼氏、人事総務部の岡本吉加氏、鈴木綾乃氏がパネラーとして登壇し、それぞれのキャリア観について意見を述べました。

最初に、兵庫県唯一のJリーグクラブとして今年でクラブ創設30周年を迎えたヴィッセル神戸の概要を紹介し、パネリストの自己紹介と共に、「小さい頃の夢と大学での学び、就職活動」というテーマで、各自のキャリアパスについて紹介しました。また、いずれの方々も前職では他の業種での勤務経験があり、現在の楽天ヴィッセル神戸では、それらの経験を生かして事業推進に貢献しているという説明がありました。

学生から楽天ヴィッセル神戸でのやりがいや楽しさについて問われると、「スタジアムを活用した地域活性化イベントを企画・実施し、お客様やパートナー企業の喜ぶ笑顔を見ることができた時」「社員が働きやすい環境づくりを実現できた時」など現在の業務への想いを語りました。

質疑応答の時間では、就職活動を控える3年次生とあって多くの学生が活発に質問をしていました。「就職活動での自分の強みの見つけ方や自信のつけ方が分からない」という質問では、「過去の経験を書き出して共通点を探すことで自分の強みを見つけることができる。自信をつけるためには、しっかりと準備し練習を重ね、場数を踏んで慣れることが重要」と長友氏が回答し、今後のキャリアや就職活動について新しい視点を得ることができました。

最後に、岡本氏は「会社と学生の『フィット感』が最も重要であり、内定がゴールではなく幸せに働くことが大切。自分自身を理解し、ありのままの自分を会社に伝える努力をしてほしい」と、学生たちへの心温まるエールを送りました。

後半では、ノエビアスタジアム神戸のスタジアム見学ツアーを行いました。まず、バックヤードでロッカールームやトレーニングルームを見学した後、実際に選手が入場するゲートを通ってグラウンドに入り、客席やVIPルームなどを見学する等、プロサッカークラブの裏側を存分に体験し、プログラムは終了となりました。

参加した学生からは、「就活に活用できる情報だけではなく、今後必要な知識を身につけることができた」「スポーツチームの仕事について、どんな経緯で所属したのかなど話を聞くことができ、さらにスタジアムの見学は貴重な体験となった」など、自身の将来を考える上で多くのヒントと刺激を得ることができたようでした。