「ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティ」の学生が、夏の事故防止・防犯に関するキャンペーンで活動しました
2025/08/08








大学生の視点から地域の安全安心を守る活動に取り組んでいる「ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティ」の学生らが、兵庫県警察と合同で7月・8月の防犯イベントに参加しました。
7月12日 「陸と海の事故防止キャンペーン」
神戸ポートタワー付近で、神戸水上警察署、生田警察署、葺合警察署、神戸海上保安部が合同で、夏の交通事故と海の事故の防止を呼び掛ける「陸と海の事故防止キャンペーン」に参加しました。2023年から3年間継続して実施しているこのイベントは、夏休みを迎える親子を対象に、自転車シミュレーターの体験や安全教室を開催しています。
会場では兵庫県警察によるパトカー、白バイ、警察用船舶、神戸海上保安部の灯台見回り船「こううん」が展示され、多くの親子が写真撮影や乗車体験に集まりました。
ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティの学生6人は、運営のサポートや会場内を往来する地域住民へ各種啓発物を配布しながら、安全と防犯について呼びかけました。参加した井ノ口ひかりさん(法学部2年次生)は「この活動を通して事故防止を意識する方が増えてくれると嬉しい」とコメントしました。
兵庫県内では7月15日から24日まで「令和7年度夏の交通事故防止運動」を実施。海上保安庁は7月16日から7月31日にかけて「海の事故ゼロキャンペーン」を呼びかけ、各地で夏休みに懸念される事故についての啓発活動を行っていました。
7月16日 港島学園小学部 下校見守り活動
香川祐貴子さん(法学部4年次生)と西原沙紀さん(グローバル・コミュニケーション学部2年次生)が、神戸水上警察署の交通課と連携し、港島学園小学部の児童の下校を見守る「見守り活動」を実施しました。香川さんは、一斉下校の時間に合わせて校門前の横断歩道で手旗を使いながら、下校する児童らを見守りました。西原さんは、本学ポートアイランドキャンパス方面に住む児童数名の下校に付き添いました。時折児童らと談笑しながらも周囲の安全を確認しました。
ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティは、今後も継続的に下校見守り活動の実施を計画しています。
8月3日警察サマーフェスティバル in 明石
イオン明石ショッピングセンターで、兵庫県サイバー犯罪対策ネットワーク(兵庫県警察本部サイバー企画課、明石警察署)が主催するサイバーセキュリティイベント「警察サマーフェスティバル in 明石」が実施され、ポーアイ・セーフティタウン・コミュニティの学生4人が参加しました。インターネット利用者のサイバーセキュリティ意識向上と、県下において多発している特殊詐欺被害の防止、交通事故の防止が呼びかけられ、学生らは来場者約300人にチラシなどを配布しながら啓発活動を行いました。
また、ショッピングセンター内ではウォークラリーが実施され、約30組100人の親子が参加しました。学生らはウォークラリーをゴールした際に参加者に景品として渡す写真入り缶バッジの作成もサポートし、参加者らとの交流を楽しみました。また、会場では警察音楽隊の演奏や、白バイ乗車体験なども実施されており、多くの来場者で賑わいを見せていました。
参加した小牧昊右さん(現代社会学部3年次生)は「多くの方が来られるイベントでの啓発活動に身が引き締まった。景品の缶バッジを参加者に渡すととても喜んでもらえた」とコメントしました。