神戸学院大学

社会連携

総合リハビリテーション学部糟谷教授が須磨翔風高校の生徒に福祉用具体験を指導しました

2021/07/09

7月6日、本学総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科糟谷佐紀教授が、神戸市立須磨翔風高校の2・3年生9人に、福祉用具体験を指導しました。同校と本学は、2009年に連携協力協定を締結しており、高校の福祉科選択科目「福祉住環境」の授業において、糟谷教授の指導のもと、福祉用具や住環境整備について学んでおり、その授業の一環として、大学の施設を利用して、体験的に学ぶ特別講義を実施しています。昨年度当該講義を受講した生徒たちは、福祉住環境コーディネーター3級の試験を受け、8割が合格しているとのことです。今年の参加生徒たちは、11月に試験を受ける予定です。

授業は、有瀬キャンパス15号館の屋内住環境・屋外住環境実習室で行われました。手動をはじめ電動やスポーツ用など多種多様な車椅子に乗り、坂道や段差などのバリアの乗り越え、トイレへの移動、台所での調理や物を取る動きなどの体験から、バリアフリーの住環境や福祉用具の役割を実体験して学べるような授業を実施しました。授業には、社会リハビリテーション学科3年次生の森美月さんと吉成達哉さんも参加し、生徒たちをサポートしました。

今までテキストで勉強していた福祉用具を実際に触れて体験することで、理解が深まるとともに、よりいっそう学びへの意欲が高まることを期待しています。