神戸学院大学

社会連携

産官学連携農業研修プログラム「楽農アカデミー」受講生が大学祭で秋野菜の販売を行いました

2023/11/15

楽農マルシェの様子
楽農マルシェの様子
ポートアイランドキャンパスの販売の様子
ポートアイランドキャンパスの販売の様子
有瀬キャンパスの販売の様子
有瀬キャンパスの販売の様子
顔の描かれた変形野菜
顔の描かれた変形野菜

本学とJA兵庫六甲、神戸市が連携して農業の担い手を育成するため2023年度から開講している「楽農アカデミー」。そのプログラムは本学有瀬キャンパスで講義を行い、神戸市西区伊川谷町の井吹南営農組合管理の圃場で実習を行う、農業の実践と経営に生かす内容です。

この度、受講生が、11月2日~5日まで開催された大学祭において、3日にポートアイランド第1キャンパスで、4日に有瀬キャンパスで「楽農マルシェ」として秋野菜の販売を行いました。

販売した野菜は受講生が当日の朝、実習地での収穫と袋詰め作業を行った、ブロッコリー・サニーレタス・ほうれん草・大根・人参の5品目。販売ブースにはみずみずしい秋野菜がたくさん並べられ、1袋あたり100円~200円の大学祭限定価格で販売しました。

行き交う学生や来場者は、受講生の活気ある呼び込みや、思わず笑みがこぼれるような顔の描かれた変形野菜に目を留めると、「かわいい!」「朝どれ野菜なうえに安い!」と次々に足を止めていました。受講生もそれに応えるように野菜の新鮮さや栽培方法、楽農アカデミーの取り組みを紹介し、手塩にかけた野菜を愛情たっぷりにすすめていました。

販売途中で品薄となり圃場へ追加収穫に行くほど大盛況で、2日間で650袋以上を販売し、両日ともに完売しました。

購入した学生や来場者からは「この取り組みによって栽培された野菜のアピールポイントはなんですか?」「大学が産官と連携して農業の担い手を育成する試みは素晴らしいですね」など、「楽農アカデミー」の活動にも高い関心を持っている声を多く聞くことができました。

受講生の「楽農アカデミー1期生」としての学びも終盤となります。大学祭における「マルシェ」を通じ、それぞれの具体的な農業経営について理解を深める販売実習となりました。