社会連携
現代社会学部社会防災学科の中山准教授がグランフロント大阪で夏休み特別企画ワークショップを実施しました
2015/09/03




現代社会学部社会防災学科の中山学准教授が8月15日、グランフロント大阪北館のナレッジキャピタルで、夏休み特別企画ものづくりワークショップ「アーチ橋をつくって力の分散を体験してみよう!」を開催しました。午前と午後の2回で、小学生とその保護者計12組が参加。中山准教授が講師を務め、防災・社会貢献ユニット4年次生の牧野沙理さん、小林沙也加さん、社会防災学科2年次生の大谷祥麻さん、宮本梨沙さんら6人が学生スタッフとして参加しました。
ワークショップの目的は、橋の形による強度の違いを実験を通して学ぶこと。特に強くて壊れにくいと言われる「アーチ」について学びます。
例として阪神淡路大震災の被害状況を説明し、耐震補強した建物としていない建物が地震発生時にどのような違いがでるのか、実験映像を見てもらいました。アクリル板を用いた実験で橋の形による強度の違いを体験し、発泡スチロールレンガを使ってアーチ橋を作りました。土台となる板の上に、橋台となる四角柱を2本貼り付け、その間に9つのアーチ橋の材料を積み上げます。最後に要石となる中央のパーツをはめ込み、土台を外して完成です。
子どもたちは、積み重ねているだけで簡単に壊れるはずの発泡スチロールレンガがアーチ橋の形に組み立てると、重石を載せても崩れないことにびっくり。完成したアーチ橋の上に、持参した水筒や文房具をのせて強度を確かめていました。