神戸学院大学

社会連携

神戸市企画調整局DX担当局長 筒井氏による特別講義を実施しました

2022/01/19

神戸市企画調整局DX担当局長 筒井勇雄氏
神戸市企画調整局DX担当局長 筒井勇雄氏
真剣に聴講する様子
真剣に聴講する様子
質問をする学生
質問をする学生

1月18日にポートアイランド第1キャンパスにて、共通教育科目「経済と社会」に神戸市企画調整局DX担当局長の筒井勇雄氏を講師としてお招きし、「行政のデジタル化(DX)の取り組みについて」をテーマに特別講義を行いました。講義は対面とオンラインのハイブリット形式で開催し、合計で約60人の学生が参加しました。
 
講義ではまず、DX(デジタル・トランスフォーメーション)についての説明があり、神戸市がDX化に取り組む背景として、なぜ今DXが必要なのか、また、DXに求められるスキルについて、神戸市役所の抱えている課題やその改善策としてのDX化についてなど詳しく紹介しました。
 
国のDXの取り組みの1つとして「マイナンバーカード」の普及促進が挙げられますが、どの手続きを行うにも手間が多くかかることが課題であり、市民の方からも手続きの簡素化を希望する意見が多数寄せられている、と現状を説明しました。

筒井氏は今後の神戸市役所の取り組みについて、持続可能な新しいまちづくり「スマートシティ」を実現させ、市民サービスの飛躍的な向上としてDX化から市役所業務の効率化を図り、「神戸市民の誰一人デジタル技術化から取り残さない、人にやさしいデジタル化をめざしていく」と熱く語りました。
 
学生からも積極的に質問があり、終始盛況な講義となりました。
最後に、筒井氏は学生へ「市役所も働き方改革で働きやすい環境になってきている、いつか皆さんと一緒に働くことができれば嬉しい」と呼びかけました。

講義後に学生からは「初めてDXという言葉を知りましたが、今回のお話から市役所の取り組みをよく理解することができました」「神戸市の現状や抱えている課題を知るとともにDXについても学ぶことができ、とても良い機会をいただけました」といった声が寄せられました。