神戸学院大学

社会連携

栄養学部が大丸神戸店でワークショップを実施しました

2019/11/15

さつまいもを収穫するこどもたち
さつまいもを収穫するこどもたち
前回説明した「3色食品群」のテスト。こども達はしっかりと覚えていてくれました
前回説明した「3色食品群」のテスト。こども達はしっかりと覚えていてくれました
「こうべ旬菜」の説明をするJA兵庫六甲の花田さん
「こうべ旬菜」の説明をするJA兵庫六甲の花田さん

大丸神戸店との共催事業「もとまち こども大学」の今年最後のプログラムを11月9日に、大丸神戸店8階みどりの広場で開催しました。

このプログラムは、6月8日に開催した栄養学部の太田淳子講師よる「めざせ!健康博士!!ココロもからだも元気になる食育レッスン」(兵庫六甲農業協同組合の特別協力)の第2回目。同店屋上のみどりの広場にある菜園を使った農業体験と食育ワークショップで、当日は、小学生とその保護者12組が参加し、栄養学部の伊禮愛さん、米光加奈さん、与儀宥貴さん、(いずれも3年次生)道行汐奈さん(1年次生)の4人がアシスタントを務めました。

6月に苗植えをしたさつまいもと、サプライズで準備された小カブの収穫を行いました。まず、JA兵庫六甲の花田直毅さんが、今年の6月の気温の上昇がさつまいもの成長を妨げてしまったことを説明し、子どもたちは、気候の変動が植物も含め色々なものに大きく影響を及ぼす事を、さつまいもの成長を通して学びました。天候の影響により2割程度の収穫量となってしまったさつまいもですが、子どもたちは自分が植えた苗が成長し「さつまいも」として収穫できることを喜び、満面の笑みでさつまいもを掘っていました。

さつまいもと小カブの収穫の後は、前回の復習として、3色食品群のテストを行いました。赤色・黄色・緑色にはどのような食品があり、どのような機能があるのかについてクイズを出題し、子どもたちが元気よく答えていました。

最後に、JA兵庫六甲の花田さんによる「おいしい食材を選ぶチカラを学ぼう!~神戸の農産品について~」のワークショップがあり、神戸市内で生産される人と環境の安全に配慮して栽培された野菜「こうべ旬菜」についてや、さつまいもとカブを題材に、美味しい野菜を見分ける方法などを学びました。