本学経済学部の岡部ゼミと神戸親和女子大学の田畑ゼミは10月29日、ポートアイランドキャンパスで合同ゼミを開催しました。今年度、両大学が締結した教育研究に関する包括連携協定に基づく初の事業です。

国際交流センター所長も務める岡部芳彦教授が引率した３年次生16人と、神戸親和女子大学国際・留学センター長と国際教育研究センター長を務める田畑圭介・発達教育学部児童教育学科教授が引率した４年次生（学生は文学部）７人が参加しました。一行はまず、佐藤雅美学長を表敬訪問して記念撮影した後、岡部ゼミが田畑ゼミを芝生が美しいキャンパスグリーンにも案内しました。

教室では岡部教授が開会あいさつし、岡部ゼミの下向陽葵さんと森本美菜さんが岡部教授とゼミの研究内容を紹介しました。経済関係の記事を取り上げて背景や重要性を発表したり、商業オリンピックの是非や、SNSの運営会社は暴力的な言葉を規制すべきかなど社会問題をテーマにしたディベートをしたり、活動は多岐にわたることを伝えました。

一方、田畑ゼミは長窪眞子さんと大槻茉侑さんが、ドラマや映画で使われる英語など英語学を専門とし、英和辞典の編さんにも関わる田畑教授の研究内容について紹介。さらに、コロナ禍での就職活動やインターンシップの経験から導き出した教訓を披露しました。「会社説明会はできるだけ多くの会社に行き、事前にホームページは見ておくように。堂々と参加し、いろいろなことを質問するようにする」「エントリーシートは先生や友達、先輩など、多くの人に見てもらい、意見を聞く」など、参考になるアドバイスが聞けました。

続いてグループに分かれて自己紹介、ゲームなどで楽しみ、親交を深めました。神戸親和女子大学ホームページにも記事が掲載されました。こちら