神戸学院大学

薬学部の入江慶講師の新型コロナウイルスに関する研究論文が米国臨床薬理学会発行の科学誌に掲載されました

2020/06/11

薬学部の入江慶講師の新型コロナウイルス感染症に関する研究論文が米国臨床薬理学会が発刊する公式科学雑誌「Clinical and Translational Science」 誌に掲載されました。

内容は、新型コロナウイルス感染症治療の最前線に立つ神戸市立医療センター中央市民病院との共同研究で、治療薬候補であるファビピラビル(アビガン錠)の重症患者における薬物動態を検討したものです。

同誌は、 基礎と臨床の橋渡し研究をテーマとしています。薬学部では2011年から医療連携事業「icon_link」を行っており、医療機関と連携し、基礎と臨床の橋渡し研究に取り組んでいます。本研究もその一環で、実施にあたっては、新型コロナウイルス感染症防護を徹底し、関連倫理指針を遵守し行われています。

研究題目:Pharmacokinetics of Favipiravir in Critically Ill Patients with COVID‐19
著者:Kei Irie, Atsushi Nakagawa, Hirotoshi Fujita, Ryo Tamura, Masaaki Eto, Hiroaki Ikesue, Nobuyuki Muroi, Keisuke Tomii, Tohru Hashida
雑誌名:Clinical and Translational Science, 2020 (in press)
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