神戸学院大学

ジャーナリスト藤原亮司さん写真展「もう存在しないガザの日常」

2025/09/30

日時 2025/10/02 (木) ~ 2025/10/16 (木) 日曜休み
会場 ポートアイランドキャンパス コミュニケーションモール(D号館1階)
写真展の案内チラシ
写真展の案内チラシ

ジャーナリスト・藤原亮司さんの写真展「もう存在しないガザの日常」をコミュニケーションモール(D号館1階)で実施します。一般入場も可能(無料)です。

2023年10月7日、ガザ地区とイスラエルの境界近くで開かれていた音楽イベントをハマスの戦闘員が襲撃したことをきっかけとして、イスラエル軍によるガザ地区への大規模な攻撃がエスカレートし、ガザの人々の命と尊厳が奪われ続けて2年を迎えます。イスラエルは、爆撃や飢餓によってガザの人々を大量虐殺し続け、私たち国際社会は止めることができていません。

10月7日以来、イスラエル軍の激しい攻撃にさらされ、人々は大家族でロバや徒歩でガザ地区の北部から南部へ避難しましたが、ガザ中が日々爆撃され何度も避難を余儀なくされています。

藤原さんは、パレスチナ、シリア、ウクライナ、ドネツク、レバノン、イラク、アフガニスタンなど、イスラム圏諸国を中心に取材し、国内でも在日コリアンの歴史や、原発事故及び震災関連の取材を続けています。

同写真展は、昨年度も2024年11月、12月に開催しました。今回は、29点のガザの失われた日常の写真とともに、藤原さんが2014年に取材した動画も上映します。

「ガザのたくさんの人の命、生活、夢、数えきれないたくさんのものが奪われ、失われ続けます。10月7日以前のガザの人々の営み、自由のない限られた生活のなかでの楽しみなど、藤原さんの写真を通して、今なおやまないガザの人々の苦しみについて考えるきっかけとなれば幸いです」と、企画した現代社会学部社会防災学科の水本有香教授は話しています。