神戸学院大学

「国際フロンティア産業メッセ2011」に出展しました

2011/10/03

来場者の質問に答える赤穂教授
来場者の質問に答える赤穂教授
本学研究概要「神戸学院大学シーズ集」を配布する栗山研究員
本学研究概要「神戸学院大学シーズ集」を配布する栗山研究員

総合産業見本市「国際フロンティア産業メッセ2011」が、ポートアイランドの神戸国際展示場で9月21、22の両日開かれ、本学から薬学部の赤穗榮一教授、栄養学部の水品善之准教授、栗山磯子研究員が健康・医療ゾーンにブースを出展し、研究成果を展示しました。

今年は「兵庫・神戸から新たな芽生え明るい未来ヘチャレンジ!」をテーマに、214のブースが出展。地元のさまざまな分野の企業が新技術や新製品を展示し、産官学連携の研究成果や開発技術を披露しました。

本学のブースは、赤穂教授の「コンピュータを用いた創薬のシミュレーションと環状ペプチド開発」、水品准教授と栗山研究員の「抗炎症、抗ガン作用を持つ新規物質アシルジュグロンの紹介」展示のほか、本学教員の研究概要をまとめた「神戸学院大学シーズ集」などの資料を来場者に配布しました。

赤穗教授は、「企業や官公庁、大学関係者が多数立ち寄っていただき、有意義な話ができました。話題は、コンピュータ・シミュレーションシステムの共同開発や環状ペプチド合成技術の共用、ナノ粒子技術の応用といったアカデミックなものから、人材派遣依頼や環境問題に対する提起など多岐にわたりました。本学に多彩な教員がおり、技術共用が可能であることを伝え、本学をアピールしました。今後もこうした機会を活用したい」。

水品准教授は「多くの企業の方から有益な助言をいただきました。特に、関西の大手製薬会社が興味を示し、抗炎症医薬品の開発に向けて前進しました。自分の研究成果を出展することで新しい情報が入り、社会の要請が理解できました。産学連携研究を推進するには、研究成果を学術論文や学会などで発表する前に、特許出願しておくことが重要であることを再認識しました」と話していました。