神戸学院大学

国際交流

経済学部の岡部教授へのウクライナ内閣名誉章の授与が発表されました

2021/10/08

岡部教授に授与する記章を見せるシチ議長(左)
岡部教授に授与する記章を見せるシチ議長(左)
シュミハリ首相の署名が入った章記と記章
シュミハリ首相の署名が入った章記と記章

国際交流センター所長の岡部芳彦経済学部教授にウクライナ内閣名誉章が授与されることになりました。

9月29日、西ウクライナのイヴァノフランキウシク州のプレカルパチア国立大学と本学の交流協定式の席上で、来賓として参列したオレクサンドル・シチ同州評議会議長より発表されました。

ウクライナ内閣名誉章(Почесна грамота Кабінету Міністрів України)は同国内閣の最高位の表彰で外国人に対する授与は極めて異例です。受章者の推薦は、首相、閣僚のほか、地方の首長も行うことができます。 今回は、イヴァノフランキウシク州評議会(地方議会)で4月23日に審議され、賛成多数で推薦が決まりました。オレクサンドル・シチ同州評議会議長名でウクライナ政府へ推薦され、6月23日に授与が決定しました。章記には、デニス・シュミハリ首相が署名し、記章が贈られます。授章理由はウクライナとの友好関係に加えて「ウクライナ文化と歴史の世界への普及に対する貢献」が挙げられています。

今年2月に本学出版会から岡部教授の著書『日本・ウクライナ交流史1915-1937年』が出版され、リヴィウ工科大学出版からも同書のウクライナ語版が出版されました。岡部教授にはイヴァノフランキウシク州評議会はじめ複数のウクライナの大学・教育研究機関からウクライナでの同書のブックプレゼンテーションの依頼や招待が届いています。

ウクライナ内閣名誉章の正式な授与式は推薦者であるシチ・イヴァノフランキウシク州評議会議長によって、次回岡部教授がウクライナを訪問した際に実施されます。
 
岡部教授への章の推薦を審議するイヴァノフランキウシク州評議会の模様はこちら
プレカルパチア国立大学と本学の交流協定式の記事はこちら