神戸学院大学

国際交流

ウクライナのオストロフ・アカデミー国立大学とも学術交流協定を締結しました

2021/05/31

オンラインで実施された協定締結式
オンラインで実施された協定締結式
サインした協定書を画面を通じて示す佐藤学長
サインした協定書を画面を通じて示す佐藤学長
協定締結式にはオストロフ・アカデミー国立大学の全学部長と学術評議員も出席
協定締結式にはオストロフ・アカデミー国立大学の全学部長と学術評議員も出席

ウクライナとの交流を進めている本学は同国のオストロフ・アカデミー国立大学と5月28日、学術交流協定を締結しました。同大学は東ヨーロッパで最古の歴史を持つ、研究・教育レベルの高い難関校です。本学のウクライナの大学との協定締結は西ウクライナ国立大学に続き2件目です。
 
調印式はオンラインで実施され、佐藤雅美学長とイホール・パシチニーク学長が協定書に調印しました。両大学は、研究目的での相手方の大学並びに研究所への訪問の奨励▽学生が双方の大学・大学院に教育目的で留学することを奨励▽学術出版物並びに学術情報の交換促進――などにより学術交流を奨励していきます。国際交流センター所長の岡部芳彦経済学部教授が司会とウクライナ語通訳も担当しました。

「ドーブロホ・ランク(おはようございます)! メネ・ズブーチ・サトウ・マサミ、レクトル・ウニベルシテートゥ・コウベ・ガクイン(神戸学院大学学長の佐藤雅美です)」。
今回も佐藤学長がウクライナ語を交えてあいさつし、これまでの本学とウクライナとの交流の経過や本学の歴史を説明しました。
 
全学部長、学術評議員が一堂に会したウクライナ側も「良い一日に(しましょう)」と日本語を交えて友好の気持ちを伝え、パシチニーク学長が「神戸学院大学には(本学にない)総合リハビリテーション学部などがあり、とても魅力的です。コロナ禍が収束すれば佐藤学長と岡部教授を正式に本学にお招きし、ぜひキャンパスをご案内したい」と、あいさつで述べました。
 
協定締結後の初の事業として6月15日には岡部教授が日宇2カ国で出版した「日本・ウクライナ交流史1915―1937年」のブック・プレゼンテーションがオンラインで実施される予定です。
オストロフ・アカデミーは1576年に設立されたウクライナ最古の教育機関で、2003年に国立大学となりました。かつて、ポーランド・リトアニア連邦に属していたオストロフ市にあり、大学の建物は1779年建築のロココ・カプチン修道院という歴史的建造物です。文系の大学で、心理学部、人文学部など6学部に約3,400人の学生が学んでいます。
 
西ウクライナ国立大学との協定締結の記事はこちら
本学Facebookから締結式の動画の一部を見ることができます。こちら