薬学部の学生が、ケアラーの心に寄り添うセルフケアを提案 ―ハーブの力と科学的根拠でケアラーを支える―
2026/02/05
2025年度学生チャレンジプロジェクトの採択団体である「みゃくみゃく癒し隊」は、家族や身近な人の介護・看護を日常的に担う「ケアラー」に着目し、ケアラーの方々の心身を癒やす「ハーバルケア」の有用性を検証・提案する活動を実施しました。
「みゃくみゃく癒し隊」は、国内では趣味の範囲に留まることが多いハーブを用いたセルフケアの現状に着目。本活動では、薬学部での学びを基盤に、ハーブの持つ有効成分を実験によって明確化し、科学的根拠に基づいた実用的なケア方法を伝えることを目的としました。
活動にあたっては、地域のケアラー団体「障がい者家族の会 神戸紬」様のご協力のもと、全2回のワークショップを開催しました。
第1回目では、参加者との交流を通じて日頃の悩みや不調を丁寧にヒアリング。そこで得たニーズを踏まえ、大学のラボではハーブの有効成分の抽出方法に関する実験を行い、より効果的な活用法を検証しました。
第2回目のワークショップでは、実験結果に基づいた具体的なアドバイスを行うとともに、家庭で手軽に実践できるセルフケアアイテム作りを実施しました。
1回目はバスボム、2回目はハンドクリームとアロマスプレーを作成し、大人17名、子供7名の計24名(延べ人数等)の参加者が、香りに包まれながら楽しくハーブに親しむ姿が見られました。
また、当日参加できなかった方へのアイテム配布や、5名の希望者に対する個別カウンセリング、継続的な支援を通じたアンケート調査も実施しました。
参加者からは「香りに癒やされた」「科学的な根拠を聞けて安心した」といった声が寄せられました。
プロジェクトメンバーは、「今後も得られた知見をケアラーの方々へフィードバックし、地域社会における新たな支援の形としてハーバルケアの定着を目指していきたい。」と意気込みを語りました。

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