神戸学院大学

スペイン・バレンシアの青年が兵庫県剣道連盟を通じ本学剣道部の練習に参加しています

2023/06/12

スペインから来日して本学剣道部の練習に加わっているガビさん(右)。左は県剣道連盟の佐藤専務理事(剣道部師範)
スペインから来日して本学剣道部の練習に加わっているガビさん(右)。左は県剣道連盟の佐藤専務理事(剣道部師範)
稽古に励むガビさん
稽古に励むガビさん
果敢に打ち込むガビさん(左)
果敢に打ち込むガビさん(左)
稽古をつけてもらうガビさん(右)
稽古をつけてもらうガビさん(右)

剣道の技術向上のため来日したスペイン・バレンシア在住のガビ・ペレスさん(21歳)が兵庫県剣道連盟を通じて5月27日から約1カ月間、本学剣道部の練習に参加しています。

ガビさんの本業は映画などの映像を加工する3Dアーティスト。7年前から剣道に親しみ、現在3段。本学剣道部の師範(技術指導者)で、県剣道連盟の佐藤桂生専務理事の紹介で、ガビさんの技術レベルを考慮して本学で受け入れることになりました。将来は剣道の指導者を目指しているといいます。

ガビさんは神戸市中央区の宿泊施設に滞在してほぼ毎日のようにポートアイランド第2キャンパスの剣道場に練習に訪れ、週1回は王子スポーツセンター剣道場でも腕を磨いています。日本の剣道から学んだことは「態度(attitude)と精神(spirit)」。「スペインは日本のように剣道人口が多くありません。私の道場でもローティーンの生徒たちと稽古することが多く、十分とは言えません。ここでは同じ年代の人が多く、日本の文化にも接することができて勉強になることばかりです」と笑顔で話していました。

地中海に面したスペイン東部の港湾都市・バレンシアはマドリード、バルセロナに次いでスペインで3番目に人口が多く、パエリア発祥の地として知られています。佐藤専務理事は「剣道などを通じて兵庫県とも友好関係にあり、先日もバレンシアから剣道のスペイン代表選手の訪問を連盟で受け入れました」と話していました。