神戸学院大学

心理臨床カウンセリングセンター主催のフォーラムがありました

2021/03/24

心理臨床カウンセリングセンター主催フォーラム「COVID-19の社会的インパクトおよび遠隔心理支援の課題と期待」を3月6日にオンライン(Zoom)で開催しました。

本学心理学部の中川裕美講師には「コロナ禍における心理-社会的インパクト」について、岡村心平講師には「遠隔支援の変遷:ニーズと昨日の変化からの再考」について、竹田剛講師には「遠隔心理支援で対面面接は再現できるのか?」について、越川陽介非常勤講師には「コロナ禍におけるオンライン・カウンセリングの現状」について発表いただきました。

沿革心理支援についての歴史や遠隔心理支援場面の構造の視点からのお話や、医療・産業分野における遠隔心理支援についてのお話があり、2時間半の開催時間では足りないような、幅広く、濃い内容となりました。

コロナ禍の状況で遠隔心理支援が注目を集めていることもあり、フォーラムには学生や実際に現場で働いている方に、多数、ご参加いただきました。

参加者からは、「歴史的背景やカウンセリング実施時に留意している点などについても知ることが出来てよかった」「さまざまな場面で遠隔による支援が必要になる可能性がありますので、柔軟に構造を考えていくためのヒントをたくさんいただきました」などの感想が寄せられました。