神戸学院大学

【ウィズコロナ 学生はいま】女子駅伝競走部の練習が再開できて良かったです

2020/07/15

エアロバイクをこぐ松井さん
エアロバイクをこぐ松井さん

栄養学部3年次生 松井 沙樹さん

女子駅伝競走部での活動が学生生活全体を流れるリズムになっています。コロナウイルス感染防止でキャンパスが立ち入り禁止になり、課外活動も中止になって、やむなく姫路の実家に帰りました。自主トレということになったのですが、1人で練習するのは精神的にもしんどくて1週間ほど家族と一緒にいてチームの仲間のいる寮に戻りました。練習メニューは監督から個別に指示を出してもらっていました。みんなと励まし合える環境に戻り、大学周辺のコースを1日20キロ、1カ月に約600キロ走る厳しいトレーニングも続けることができました。毎日夜には練習日誌を書いて、体調報告も怠りませんでした。

◆5000メートルでベストタイムも出ました
6月15日からは部活動が再開されて、ようやく第6グラウンドのトラックも走れるようになり、タイムは上がっています。7月12日の兵庫陸上競技協会主催の兵庫選手権では5000メートルを走り、部員10人が出場して5位、自己ベストタイムを出すことができました。仲間の支えは力になり、普段から私の走りを動画でマネージャーが撮影し、「肩に力が入っている」などとアドバイスしてくれたりします。午前5時半からの朝練習と夕方のポイント練習、夜のランニングも元に戻りました。

◆マラソンレシピを考える授業の課題が役立ちそう
私は栄養学部で管理栄養士を目指して勉強していますが、オンラインになり、実験は先生がされるのを画面上でじっと観察して考察するというやり方に変わりました。座学も、よく理解できなくても質問するタイミングがわからず、スライドがどんどん進むので不安が残ります。グループワークもほかの人たちの反応が分からないという問題があります。早くキャンパスで授業ができる日々に戻ってほしいです。運動栄養学の授業では、マラソン選手に最適なエネルギー源を提供する調理レシピを考える課題が出されていて、チーズを使った栄養バランスを考えたメニューなどを考えています。自分の競技にも役立ちそうで、興味のある課題ですので、マラソンレシピが完成したら自分でも作ってみたいです。

◆大会で練習の成果を試したいです
最近は雨の日が多く、エアロバイクや筋肉トレーニングしかできない日もあります。去年はひざの痛みで10月に仙台で開かれた全日本大学女子駅伝対校選手権大会(杜の都大学駅伝)に出ることができませんでしたが12月の全日本大学女子選抜駅伝(富士山駅伝)では4区を走ることができ、大きな自信になりました。大会が本格的に再開され、練習の成果を試せる日が来ることを願っています。