神戸学院大学

(祝)経営学部の坂本花織さんがフィギュアスケートの世界選手権で2連覇を達成しました

2023/03/27

さいたまスーパーアリーナで3月22、24両日に開催されたフィギュアスケートの世界選手権女子シングルは経営学部4年次生の坂本花織さんがSP(ショートプログラム)の首位を守って優勝しました。SP、フリーを合わせたスコアは合計224・61点で、今季世界最高。坂本さんは昨年のパリ大会も優勝しており、日本勢の世界選手権2連覇はフィギュア史上初の快挙となりました。本学の至宝がまた一つ歴史を塗り変えました。

坂本さんは、まずSPでほぼノーミスの滑りで2位に5点以上の差をつけ、「世界女王」の強さを見せつけました。フリーでは前半、「世界最高」とも言われるダブルアクセルをはじめ、スピードと高さのあるジャンプ、エレガントなステップシークエンスなどを全て成功させて加点を重ねました。後半は3回転ジャンプが1回転になってしまうミスがあったものの、直後に3回転トーループを入れて立て直すなど、全体として質の高い演技でした。しかし、完璧を目指していただけに終了後に頭を抱え、悔しい表情を見せました。それでも会場からは割れんばかりの拍手がわき、日の丸が揺れました。フリーのスコアは145・37点。2位のイ・ヘイン選手が147・32点でトップに迫りましたが、SPの得点差は埋まらず、悔し涙が嬉し涙に変わりました。

坂本さんはテレビの優勝インタビューで、「4年前のさいたまスーパーアリーナでの世界選手権のリベンジと思って挑んだのに同じミスをしてしまった。何のために練習してきたのかという思いでした」と悔しさを表現しました。しかし、満員の観客の声が力になったとし、来季はしっかり練習して無駄に苦しまないように完璧な演技ができるようにしたいです」と語りました。

新聞、テレビなど各メディアが坂本さんの偉業を大きく報じました。
演技が見られるフジテレビSPORTS 「史上初の連覇達成‼ 女子FS坂本花織選手<ノーカット>【世界フィギュアスケート選手権2023】」のYouTube動画はこちら

NHK NEWSWEBの記事「フィギュア世界選手権 女子シングル坂本花織が日本勢初の2連覇」はこちら 

神戸新聞NEXTの記事「世界フィギュア、坂本花織が2連覇 日本勢初」はこちら

毎日新聞デジタルの記事「豪快さ支える『一瞬の呼吸』坂本花織の境地 世界フィギュア連覇」はこちら