神戸学院大学

国際交流

韓国の聖潔大学校と本学が「学生交換協定」を締結、トップ同士が調印しました

2025/07/02

協定書を手に握手する備酒学長(左)とチョン総長
協定書を手に握手する備酒学長(左)とチョン総長
記念撮影する(左から)高山大学事務局長、岡部所長、備酒学長、チョン総長、イ広報メディアセンター長
記念撮影する(左から)高山大学事務局長、岡部所長、備酒学長、チョン総長、イ広報メディアセンター長
調印する備酒学長(左)とチョン総長
調印する備酒学長(左)とチョン総長
記念品を交換する備酒学長(左)とチョン総長
記念品を交換する備酒学長(左)とチョン総長

学生同士の交流を続けてきた韓国の聖潔(ソンギョル)大学校と本学が「学生交換協定」を締結し、7月2日、ポートアイランド第1キャンパスで調印式が開かれました。

本学から備酒伸彦学長、岡部芳彦・国際交流センター所長、高山修大学事務局長、聖潔大学校からチョン・ヒソク総長、イ・ジュンソ広報メディアセンター長(グローバル経営技術大学東アジア物流学部教授)が出席しました。調印後に備酒学長とチョン総長は堅く握手し、互いに協定締結を祝ってあいさつしました。記念品を交換した後に記念撮影しました。

交流の様子を撮影したビデオ動画を見た備酒学長は「昨年の短期韓国研修では心のこもった交流活動を実施していただいたと実感しています。(この度の協定で)ますます交流が深まることを期待します」と述べました。チョン総長も「両校は『カルチャーマイニング』プロジェクトや訪問交流会などで2022年度以降、魅力ある関係を築いてきました。教育、学術、文化交流により、末長く協力関係の継続をお願いします」と述べました。

調印に先立つ懇談の場でチョン総長は「メタバースを使ってオンラインの交流もできれば」と提案し、備酒学長も「ぜひ実現させたいですね」と応じました。

聖潔大学校は京畿道安養市にある私立大学で1962年に設立されました。同校のホームページによると、人文、社会科学、神学など9大学(大学は日本の学部に相当)と一般、社会福祉など5大学院を擁し、学生数は約5600人です。

聖潔大学校の客員教授でもあった経営学部の浜本宏元教授の仲立ちで両校の交流が始まり、2018年には韓国から理事長ら一行が本学を表敬訪問し、2022年に「国際交流計画に関する基本協定」を締結していました。

2023年度からは聖潔大学校の学生が毎年本学を訪問して韓国や国際理解に関心のある本学の学生と交流。2024年には国際交流センターが韓国短期研修を実施して、学生10人を受け入れてもらいました。このほか駐神戸大韓民国総領事館主催の「韓日大学生、友情の出会い」などを通じて関係を深めてきました。

新たな学生交換協定では、両校は交換留学プログラムを設置し、全学部を対象に各2人の学生を選抜して1年間、互いに受け入れることになりました。履修した単位は元の大学で認定され、受入先での授業料は免除されます。協定は3年ごとに自動更新されます。