神戸学院大学

「KOBE“にさんがろく”PROJECT」で初のグランプリを獲得しました

2017/12/13

グランプリの獲得は、本学では初めてです
グランプリの獲得は、本学では初めてです
これがスイーツなんです
これがスイーツなんです
お寿司屋さん? 指導に当たった石井剛志准教授も駆けつけました
お寿司屋さん? 指導に当たった石井剛志准教授も駆けつけました
アドバイザー特別賞に選ばれた経営学部黒澤ゼミ
アドバイザー特別賞に選ばれた経営学部黒澤ゼミ

農漁業者と大学生、企業の3者がタッグを組み、地元・神戸産の農水産物を使った新商品やアイデア商品を開発し、その魅力を全国に広く発信する「KOBE“にさんがろく”PROJECT」のアイデア提案会が12日、デザイン・クリエイティブセンター神戸であり、寿司スイーツ「撫子~神戸に渡る四季~」を提案した「栄養学部team なでしこキッチン」がグランプリに選ばれました。本学のグランプリ獲得は、初めて。リーダーの村上有輝さんは「5月の終わりからずっと頑張ってきました。タッグを組んだ会社の方や生産農家の方のご支援のおかげです」と話しています。

「栄養学部team なでしこキッチン」は、村上さんのほか山本真由さん、黒田彩歌さん、中村菫さん、林佳乃さん、近久真悠さんのメンバー6人(いずれも2年次生)。グランプリを獲得した「撫子~神戸に渡る四季~」は、学生とハートスフードクリエーツ、神戸市北区の農家、森本聖子さんがタッグを組んで出来上がった、「寿司」に見立てたスイーツです。

日本らしさ、神戸らしさを、「見て、触れて、味わって」をコンセプトに、ひなまつり(春)は「のり巻き」、野菜の収穫(夏)は「いくらの軍艦巻き」、紅葉(秋)は「マグロの握り」、雪(冬)は「レンコンの天ぷらの握り」に仕上げましたが、実はお箸で食べる和、洋の新感覚スイーツ。例えば、いくらの軍艦巻きは、マイクロトマトを使ったケーキ、のり巻きは菱餅をイメージしたロールケーキです。チームの名前にもなっているなでしこは、有瀬キャンパスのある神戸市西区の花。秋の「マグロの握り」は、道明寺粉を使った餡入りのお餅の上に色鮮やかな羊羹を乗せていますが、羊羹の上に食用なでしこがゼリーでコーティングされています。

なでしこキッチンは、先月3日に神戸市兵庫区の湊川公園で開催された「第51回みのりの祭典」や、今月2日に西区の神戸ワイナリーで開催された「第8回こうべ地域のたべもの祭り」にもブースを出展。寿司スイーツを試験的に販売し、来場者から好評を得ていました。

黒澤ゼミはアドバイザー特別賞を受賞
今年の「KOBE“にさんがろく”PROJECT」アイデア提案会には本学の15チームを含めて計29チームが出場。廃棄予定の豆腐などを使った豆腐チュロス「ちゅろふ」を提案した経営学部の黒澤ゼミがアドバイザー特別賞を獲得しました。黒澤ゼミの庄野菜緒さん(3年次生)は「受賞できるなんて想像もしていませんでした。少人数(3人)で頑張ってきてよかった」と話しています。