大学祭「第56回 135Festival」がポートアイランド第１キャンパスで11月２日、始まりました。各学部や課外活動団体・サークルの学びと活動紹介のほか、ステージのショーなどで盛り上がり、多数の来場者と秋の一日を楽しみました。

■テーマは「魅」…来場者を魅了します
今年のテーマは「魅」。来場者を魅了する４日間です。ステージで実施したオープニングセレモニーはチアリーダー部の派手なパフォーマンスで幕を開け、大学祭中央実行委員会の入江恒太・第56代会長のあいさつ、中村恵学長のあいさつと続きました。中村学長は「テーマの『魅』はモノノケとも読みます。古代から自然には怖い力があると恐れられてきました。この恐れに対処するのは科学であり、大学です。キャンパス内で行われる非日常の４日間で神戸学院大学の魅力を大いに発揮してください」と呼びかけました。来賓としてあいさつした同窓会の桑原理哲会長、教育後援会の若林久美子会長からは、それぞれ多額の大学祭運営支援金の目録が授与されました。

■武道の演武、ヒップホップダンスなど課外活動の多様さ紹介
ステージでは午前、午後と課外活動団体の活動紹介が続き、トップの武道空手部は気合の入った形演武を披露しました。ダンスサークル「Lizz」はヒップホップで軽快に踊りました。午後からは大阪・新世界のアイドル「シンセカイヒーロー」のショー、のど自慢大会などで盛り上がりました。周辺に立ち並んだ模擬店では、被災地の特産品・石巻焼きそばなど学生手作りの料理から食欲をそそるにおいが漂い、昼どきには行列ができました。投票で人気の模擬店を決める「模擬とるグランプリ」のステージイベントもありました。

D号館では各サークルが展示などで活動紹介し、グローバル・コミュニケーション（GC）学部の荒島ゼミではクイズなどで楽しくSDGsを学べる展示を実施しました。ボランティア活動支援室学生スタッフ国際班はフェアトレードのカード、同災害班は被災地の物産をそれぞれ販売するブースを出しました。

■GC学部日本語コースの留学生が人力車でキャンパスを案内
意外性で人気を集めたのはGC学部日本語コースの留学生による「リキシャでガイド」。中国、ベトナム、バングラデシュ出身の１年次生約20人が人力車２台でＡ号館前から約15分間、キャンパスの海岸沿いの道と隣接のポーアイしおさい公園を案内して喜ばれました。人力車を引いていた中国陝西省出身のエン　ズイさんは「日本語の勉強になり、とても楽しい体験です。日本が大好きです。関西弁を教えてくれる友達もいます」と話していました。同行した中国内モンゴル自治区出身のヨウ　シュさんは「対岸がハーバーランドで、あの観覧車に乗ると明石大橋が見えますよ」とガイドしていましたが、「実はまだ観覧車には乗ったことがなくて。１度乗ってみたいです」と話していました。３日も実施します。１人300円で写真撮影があり、希望の言語でガイドする学生も同行します。

■「＃神パラ2024盛り上げ隊」はパラスポーツの体験会を実施
来年、神戸市で開かれる「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」に若者の来場や運営協力を呼び掛けるため経営学部の辻ゼミ生が結成した「＃神パラ2024盛り上げ隊」はD号館アリーナと第１グラウンドでパラスポーツ（ボッチャとペタンク）の体験会を実施しました。アリーナでは、英国からの交換留学生もボッチャの体験会に参加。隊員の辻ゼミ生がルールを説明し、「車椅子の方が競技されることが多いので、利き手と反対の手で投げてみてください」などと指示してプレーをサポートし、パラスポーツへの理解を広げました。１回200円で３日も実施します。

３日もポートアイランド第１キャンパスで引き続き大学祭が行われます。４日、５日は有瀬キャンパスで実施の予定です。大学祭の詳しい内容は
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