神戸学院大学

「学校法人神戸学院 110年の歴史資料展」が開かれています

2022/11/30

「学校法人神戸学院 110年の歴史資料展」の会場
「学校法人神戸学院 110年の歴史資料展」の会場
校祖・森わさの業績と人柄を紹介
校祖・森わさの業績と人柄を紹介
学校法人の歴史を伝える出版物など
学校法人の歴史を伝える出版物など
本学に連なる短期大学の看板も展示、時代を感じさせる
本学に連なる短期大学の看板も展示、時代を感じさせる
古い資料に刻まれた110年の重みを感じることができます
古い資料に刻まれた110年の重みを感じることができます

学校法人神戸学院が創立110年を迎えたのを記念して、110年の歴史を振り返る資料展が12月1日~2023年2月28日、ポートアイランド第1キャンパスA号館2階の本学図書館ポーアイ館展示コーナーで開かれています。入場無料。図書館開館時間中はどなたでも観覧いただけます。

明治中期から後期にかけて女性教育者としての道を一途に歩んだ校祖・森わさが夫に先立たれ、郷里の淡路島を離れて1912(明治45)年、現在の神戸市兵庫区の地に設立した森裁縫女学校が学校法人神戸学院の起源です。

森わさ校祖関連では1936(昭和11)年に本人が使用した神戸市森高等女学校の学校要覧(「森用」の表記あり)、登山を楽しむ、わさたちの写真、玄関に置いていたという「照顧脚下」(「足下の用心が第一」の意味)の立て札などが展示されています。

1959年当時の神戸森学園の航空写真、1966年まで使われていた「神戸森女子短期大学」の看板、同年4月に同短大から改称した「神戸学院女子短期大学」の看板、1961年に神戸森女子短期大学の山西登志得初代学長(森わさ校祖の長女)、1964年に学校法人神戸森学園の山西助一理事長に贈られた藍綬褒章の賞状など、学校法人の歴史を伝える貴重な資料を集めました。しかしながら、当時を知る資料の多くは1995年の阪神・淡路大震災で失われたことが惜しまれます。