神戸学院大学

国際交流

国際交流センターが「つまみ細工体験ワークショップ」を開催しました

2023/02/01

岡部所長の開会あいさつを聞く参加者ら(岡部所長の右は講師の岸紀子さん)
岡部所長の開会あいさつを聞く参加者ら(岡部所長の右は講師の岸紀子さん)
講師の桃彩さんの指導で作業する参加者ら
講師の桃彩さんの指導で作業する参加者ら
細かい作業に取り組む参加者ら
細かい作業に取り組む参加者ら
講師の岸さんの指導で作業する参加者ら
講師の岸さんの指導で作業する参加者ら

国際交流センター(岡部芳彦所長)が2月1日、ポートアイランド第1キャンパスの「English Plaza(い~ぷら)」で「つまみ細工体験ワークショップ」を実施しました。

1年次生から5年次生までの在学生6人と交換留学生2人、ウクライナ出身のインターンシップ生、アニャ・トライノさんと同国出身のナディア・ゴラル経済学部客員教授が参加。岡部所長のあいさつで開会し、テーブルごとに日本の伝統手工芸、つまみ細工を体験し、交流を深めました。

つまみ細工は、四角に切った布を「折り紙」のように折ったり、つまんだりして四季の花鳥風月の飾りに仕上げます。くしやかんざしなどの小物やアクセサリーとして広い用途があります。姫路市にある日本玩具博物館ちりめん細工講師の岸紀子さんと、同市のちりめん細工講師、桃彩(とうさい)さんの指導で、今回は実用的な「梅鶴の根付風ストラップ」を作りました。

梅の花も鶴もめでたい図柄です。本来、根付とは和服の帯に通して使う財布などの留め具を意味していますが、最近ではストラップの意味でよく使われます。材料の布も丹後ちりめんや西陣織を使い、日本文化を体感できるように工夫しました。布を貼り付けるのにも、伝統的なデンプンのりを使い、参加者らはピンセットで上手につまむなどして細かい手仕事に集中していました。

韓国からの経営学部交換留学生、ソヌ ミンさんは「韓国にも布を使う細かい手仕事がありますが、和の文化にも興味があります。細かくて難しい作業ですが、つまみ細工はとても面白いです」と熱心に取り組んでいました。台湾からの人文学部交換留学生、ソウ エイインさんも「日本に来てまだ半年ほどで、このようなイベントは日本語の練習にもなります。繊細な日本の伝統手工芸には興味があり、参加しました」と話していました。