第18回Peace as a Global Language(PGL)が開催されました
2018/11/12





経営学部Richard Miller准教授が主催する学会、第18回Peace as a Global Language(PGL)を11日、ポートアイランドキャンパスで開催しました。 企業経営者、駐日アフリカ大使、外交官をはじめ、教員、関西地域の大学生など、多様な国籍をもつ計230人の参加者が集いました。
本学会は、株式会社サンビルダーの会長兼NPO法人神戸平和研究所の杣浩二理事長による講演から始まりました。これまでの研究から得られた豊富な見識に基づき、平和への思いを熱く発表したあと、ニューヨーク、ペイス大学のディレクターMs. Lisa Kraftが同大学の紹介をしました。
ポスターセッションでは、アフリカ各国の紹介や各自の研究分野について、教員、研究者、学生がプレゼンテーションを行いました。会場の参加者は各々が関心のあるポスターに集まり、熱心に聞き入りました。続いて、ブルンジ共和国のSummit International Institute学長Mr. Samuel Irungu Njyauがスピーチをしました。
学会後半は、本学の佐藤雅美学長が歓迎のスピーチを行い、大勢が注目する中、駐日アフリカ大使(ボツワナ共和国大使館よりMr. Nkoloi Nkoloi)と3人の外交官(ジンバブエ共和国大使館よりMr. Taona Havadi、ケニア共和国大使館よりMr. Paul M. Kaliih、ウガンダ共和国大使館よりMr. MichaelKatungye)によるパネルディスカッションを開催。司会は京都精華大学の学長Mr.Oussouby Sackoが務めました。各国の文化、経済について大使、外交官はプレゼンテーションを行った後、「平和を維持するためにはどうすればよいか」などの司会者からの問いに対して、「平和とは、とても壊れやすいものであるからこそ、国民ひとりひとりが平和を守るよう努めなければならない」と述べました。
最後にRichard Miller准教授によるお礼と閉会の挨拶をもって、本学会は盛会裏に終わりました。閉会後、参加者はい~ぷら(English Plaza)に移動し、懇談や写真撮影を楽しみました。
この学会により「グローバルな言語としての平和」について考える機会が得られたとともに、本学の国際化推進にもつながりました。