神戸学院大学

国際交流

神戸マラソンボランティアに留学生とSA(スチューデントアシスタント)が参加し、フィニッシュエリアにてランナーサービスを担当しました

2022/11/30

フィニッシュエリアで活動をする様子
フィニッシュエリアで活動をする様子
フィニッシュエリアで活動をする様子
フィニッシュエリアで活動をする様子
皆でランナーを迎える様子
皆でランナーを迎える様子
留学生チーム参加者集合写真
留学生チーム参加者集合写真

2022年11月20日に第10回神戸マラソン2022が開催され、留学生とSA(スチューデントアシスタント:留学生と共に交流・活動をする本学の学生ボランティア)21人がボランティアに参加し、フィニッシュエリアにて完走したランナーのチップ外しやメダル配付などのランナーサービスを担当しました。

ボランティア活動では、事前に多くの情報を確認し、活動を理解した上で参加する必要がありますが、留学生の一人は、日本語が母国語ではない留学生などでも参加者全員が役割を理解できるように、率先して留学生たちに向けて中国語と日本語で分かりやすく活動内容をまとめた案内資料を作るなど、チームのために準備しました。当日は、機転を利かせて動き回る学生や、一つの作業を懸命に行う学生、また完走し脱力しきったランナーを前にゼッケン裏のチップを外し、労いの言葉をかけるなど、それぞれが積極的にランナーのために動きました。

大会実行委員より、当日の活動を労ったボランティア活動証明書(感謝状)が贈られました。コロナ禍、皆で一つのことをやり遂げる機会が失われていましたが、学生にとって達成感のある日になりました。

ボランティアに参加した学生から寄せられた感想を次に紹介します。

栄養学部栄養学科臨床検査学専攻 3年 韓翌丹(カン ヨクタン)さん
「社会経験を豊富にしたいと思い、このボランティアに参加しました。マラソンランナーのスポーツ精神に触れ、スポーツの魅力を感じられました。また、ボランティア活動を通して、新しい友達に出会い、効果的なコミュニケーションの取り方や、チーム間の積極的な協力関係を築き、より良い結果を達成することができることを学びました。ボランティアに留学生チームで参加し、協力し合いながら、与えられた任務を達成できたことは、とても良い取り組みだと思います」

人文学部人文学科 2年 張振洹(チョウ シンエン)さん
「マラソン大会に参加することが私の夢です。今回ランナーとしてマラソン大会に参加はできませんでしたが、ボランティアもたくさんの良い体験になると考え参加しました。最初のランナー1名が到着したあとに次々にランナーが到着し、一瞬で忙しくなりました。持ち場でのボランティア活動はずっと立ち続け、声を出す必要があるので、体力に大きな試練が必要だと考えていましたが、その日はあまり疲れませんでした。ランナーたちの情熱に染められたことで、ボランティア活動をする気持ちがずっと消えませんでした。ゴールしたランナーたちに「お疲れ様でした」という言葉を伝え、メダルを配付した時に、彼らから感謝の気持ちを表されるとうれしくなりました。またボランティア活動に参加したいと考えます」

現代社会学部現代社会学科 2年 聶萌(ショウ モウ)さん
「マラソン大会にずっと興味を持っていて、ボランティア活動を知り参加しました。選手たちが一生懸命走っている姿を見て、ボランティアにやりがいを感じ、選手たちのように努力したいと思いました」

法学部法律学科 2年 劉建行(リュウ ケンコウ)さん
「ボランティアに興味があり、大学生活を充実するためにこのボランティアに参加しました。ゴールしたランナーたちの顔は素晴らしく、達成感を感じました。将来、自分も何かに挑戦して、目標を実現する過程で失敗があるかもしれないし、思いもかけない辛さを感じることがあるかもしれませんが、克服すれば楽しい経験になると感じます」

現代社会学部現代社会学科 2年 潘迪琛(ハン テキチン)さん
「人を助けることができたらとても嬉しいと考えていて、このボランティア活動を通してランナーに貢献したいという思いで参加しました。また、コロナ禍で私たち留学生はイベントに参加する意欲がとても低くなっていて、皆の士気や活動を活性化するチャンスを作りたいという思いもありました。ゴール地点でランナーにチップを外すよう声掛けをしていると、後続ランナーもそれに気づくようになり、自身で確認しだす姿を見て、声掛けも大切な活動であるのだと達成感を覚えました。この活動を通して、外国人として日本語で日本人に何らかのことを求める時に怖くなくなりました。社会には優しい人が多く、たとえ日本語を間違えたとしても人との絆を繋げば大丈夫であると改めて感じました。神戸で開かれたイベントに参加し、地元の人との関わりを深めることができたと思います。皆さんの役に立ててとても嬉しかったです」

経営学部経営学科 1年 陳麒安(チン キンアン)さん
「このような大きなイベントに参加するのは初めてで、また、ボランティア活動にも初めて参加しました。マラソンのボランティア活動がこんなにも疲れるものだと知りました。とても疲れましたが、ランナーから『ありがとう』と言う言葉を聞くだけで、疲れが吹っ飛び、やりがいのあるイベントだと感じました。選手たちの熱意に感動し、笑顔でゴールする姿を見てやる気ももらいました」