神戸学院大学

国際交流

西ウクライナ国立大学との「日宇オンライン学生フォーラム&セミナー」が始まりました

2022/02/18

講義をする岡部教授 
講義をする岡部教授 
民族衣装ヴィシバンカがウクライナのものだと知られないまま売られている事例を紹介
民族衣装ヴィシバンカがウクライナのものだと知られないまま売られている事例を紹介
「日宇オンライン学生フォーラム」のスタート画面
「日宇オンライン学生フォーラム」のスタート画面

昨年5月に協定を結んだ西ウクライナ国立大学の学生35人と本学の学生25人が参加する「日本ウクライナ・オンライン学生フォーラム&セミナー」が2月14日に始まりました。

このプログラムは、4日間にわたり本学の学生とウクライナ人学生が一緒にフォーラムで学び、本学教員により講義やグループ・ディスカッション、プレゼンテーションを行う内容です。ウクライナ人学生は、午後から日本語の授業を受けます。修了生には、西ウクライナ国立大学国際関係教育科学研究所と本学国際交流センターよりジョイント・ディプロマ(共同修了証書)が授与されます。

フォーラムはイリーナ・イヴァシチュク西ウクライナ国立大学国際関係教育科学研究所長のあいさつで開会しました。モデレーターを務めるのは国際交流センター所長の岡部芳彦経済学部教授です。岡部所長は「クール・ウクライナ!クール・ジャパン!」のテーマで講義しました。

日本ではウクライナの民族衣装ヴィシヴァンカ風のシャツが女性に人気があり、ウクライナ料理のボルシチは日本でも知られていることなどを紹介しました。同時に、よく知られているのにウクライナのものとは認知されていない問題点も指摘しました。こうした現状から今後、両国関係が深まる潜在性が高いことを示しました。その後、学生たちは「日本・ウクライナについてのステレオタイプ」という題でグループディスカションを行いました。

同プログラムは、16日に、同じくウクライナの協定校であるプレカルパチア国立大学、リヴィウ工科大学と合同で「オンライン日本舞踊教室」を行い、22日に終了します。