神戸学院大学

国際交流

国際交流センターが「日本文化体験ワークショップ」を開催しました

2021/09/21

つまみ細工に取り組む留学生ら
つまみ細工に取り組む留学生ら
つまみ細工の歴史を話す岡部所長(左)と講師の岸紀子さん
つまみ細工の歴史を話す岡部所長(左)と講師の岸紀子さん
器用につまみ細工を作る学生ら
器用につまみ細工を作る学生ら
つまみ細工の装飾品も展示
つまみ細工の装飾品も展示
ちぎり絵でうちわ作りにも取り組みました
ちぎり絵でうちわ作りにも取り組みました

国際交流センターが9月13日~16日、有瀬、ポートアイランド両キャンパスのEnglish Plaza(い~ぷら)で「日本文化体験ワークショップ」を開催しました。
前半の2日間は、ちぎり絵でのうちわ作りと書道にチャレンジしました。後半2日間は、つまみ細工です。うちわ作りと書道では、初めて体験する留学生に、ほかの学生が見本を見せながら作品を作りました。

つまみ細工は小さな布を折ったりつまんだりして四季の花鳥風月を表現し、くしやかんざしを作る伝統工芸です。姫路市にある日本玩具博物館ちりめん細工講師の岸紀子さんに指導をお願いしました。

 ■ちぎり絵、書道、つまみ細工に留学生も挑戦
ポートアイランドキャンパスでは16日、1~4年次生10人が参加しました。最初にセンター所長の岡部芳彦経済学部教授があいさつし、江戸時代にさかのぼるつまみ細工の歴史を説明しました。参加者の自己紹介に続き、テーブルごとに、岸さんの指導で布やのりを使って桜のブローチを作りました。
インドネシア、中国、ベトナムからの留学生計6人も日本伝統の細かい手作業を根気よく続けました。互いの作品を見せ合いながら、国籍を超えて学生同士が交流しました。

中国出身の留学生、チョウシンエンさん(人文学部1年次生)は「最初は緊張していましたが、みんなと先生が優しいので、とても楽しかったです。先輩たちと仲良くなって、たくさん話をしました。良い作品に仕上がった時、本当にうれしかったです。これからもこのような活動に参加したいです」と、楽しんでくれた様子でした。

ベトナム出身の留学生、チャンティトゥタオさん(グローバル・コミュニケーション学部日本語コース1年次生)も、「コロナ禍で友達が作る機会がなかなか出来なくて、ものすごく落ち込んでいましたが、今回の体験のおかげで、友達ができたし、日本の文化にも触れることが出来て楽しかったです」と、前向きな感想を寄せました。

和田友陽さん(同学部英語コース1年次生)は、「前期は留学生との交流をする機会がなかなか無かったために新鮮でした。普段、留学生に話しかけるのをちゅうちょしていた私にとって、いい経験になりました」と話していました。
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