神戸学院大学

国際交流

「2025韓日大学生、友情の出会い」2日目はイラストで両国の課題への取り組み方を提案しました

2025/11/14

討論会に参加した両国の学生と指導にあたった教授
討論会に参加した両国の学生と指導にあたった教授
議論する学生たち
議論する学生たち
議論する学生たち
議論する学生たち
イラストを手に発表する学生
イラストを手に発表する学生
イラストを手に発表する学生
イラストを手に発表する学生
イラストを手に発表する学生
イラストを手に発表する学生
講評を述べる梁教授
講評を述べる梁教授

駐神戸大韓民国総領事館主催の「2025韓日大学生、友情の出会い」2日目の11月13日、 引き続き「日韓が協力して解決できる世界の課題」をテーマにポートアイランド第1キャンパスで討論会を開催しました。

この日は 韓国側の学生6人と本学の学生7人が3 グループに分かれて話し合いました。各班では アイデアを 4、5枚のイラストに表現してみました。

1班は環境保護の問題を学校で道徳の授業時間などに互いの可愛いキャラクターを活用し、未来世代が日韓(韓日)両国語のミュージカルなどでアピールするという内容でした。

2班はごみの分別、減量、処理の問題に両国で人気のアニメやK - POP などを使って協力を呼びかけるという案でした。

3班は地震国・日本では防災、減災の取り組み、一方の韓国では国際情勢と地勢学的な位置から常に意識せざるを得ない戦争への備えというそれぞれの課題に、日本の学校で教えている災害時に避難する際の合言葉「おはしも」(「押さない」「走らない」「しゃべらない」「戻らない」の頭文字の組み合わせ)を浸透させながら取り組む案を紹介しました。

指導にあたった祥明大学校の梁東国(ヤン・ドングック)日本語圏地域学主任教授は「3班のうち2班が環境問題を取り上げたのは面白いですね。韓国では戦争は起きないし、決して起きてはいけません。阪神・淡路大震災を経験された神戸では災害避難所の問題は避けては通れないでしょうが韓国でも事情は同じです」と述べました。一方、国際交流センターの岡部芳彦所長は「両国が共同して取り組むべき課題というテーマは、ネットなどでもほとんど取り上げられたことがなく 有意義な議論ができました」と述べました。

韓国の学生たちは午後から、人と防災未来センターを見学しました。 最終日の14日は神戸布引ハーブ園を訪れ、紅葉や神戸市街の遠景を楽しみました。