幅広いフィールドを見渡す総合大学で人を支える専門家としての知識を身につけ、生かす
健康な生活への意識が高まる我が国において、リハビリテーションや社会福祉の専門職への期待はますます大きくなっています。本学部は医療と福祉が一体となった教育を最先端の設備や機器を活用して展開し、リハビリテーションおよび福祉の専門性を高める授業を実施しています。生活において支援を必要とする対象者の身体と心と生活への理解を深めるとともに、社会の中で人を支えるリハビリテーションと福祉について学び、あなたの未来を大きく広げていきましょう。
心身の両面から機能回復を支援する、知識と対応力を養う
作業療法士は、家事や手芸、工作などの作業活動や治療機器を用いて対象者の機能回復を行ったり、福祉用具の提供や住宅改修などを行うことで、日常生活がスムーズにできるように促すリハビリテーションのプロフェッショナル。身体的なアプローチはもちろん、対象者の思いに寄り添う精神面でのアプロ―チ、発達に問題のある子どもの療育や教育活動の支援などを行うことができる専門性と実践力を備えた人材を育成します。
充実の試験対策で合格への道をサポート!
国家試験合格率93.1%(全国平均 80.5%)
作業療法士は一度資格を取得すれば更新の必要がない永久ライセンス。そのため、転職や出産後の再就職の際などにも有利です。本学は国家資格取得に力を入れ、2022年卒業生の作業療法士国家試験の合格率は93.1%。グループ学習や、小テストによる知識確認と定着を図ったり、複数回の模擬試験を行うなど国家試験対策も充実。複数の教員で対応し、手厚くサポートしています。
取得できる資格
- 作業療法士国家試験受験資格
現場さながらの作業療法実習室が充実
現場さながらのリアルな環境で学ぶ
治療の設定、段階付け、負荷のかけ方を模擬体験できる実習室や、発達に問題のある子どもたちを対象に、ゲームやおもちゃを使って感覚を刺激し、活動評価や治療を行える実習室など設備が充実。車いすだけでも100台以上と、さまざまな福祉道具が充実しているので機器の使い方や選択の仕方などを実践的に学べます。車いすを分解して組み立てる授業ではしくみを理解でき、車いすを扱う際に役立つ知識も身につきます。治療手段として用いる作業の一つ、木工・陶芸を体験できる実習室もあり、体を動かしながら学修できます。