街が抱える課題に対して自ら解決策を考え、社会を動かす力を養成
現代社会は、単純に解決することができない課題で満ちています。街の中にある複雑かつ多様な難題に対し、さまざまな角度から考察を行って解決策を見出す力を身につけるのが、現代社会学部の学びの目的です。そのために社会学、経済学、経営学、行政学などの学問を横断的に学修し、幅広い視点を獲得。これに加え、現代社会学科・社会防災学科のそれぞれで、専門領域を深く学びます。また本学部では実習やアクティブ・ラーニングを特に重視し、さらにインターンシップなども多く取り入れ、常に現場で考え、課題を解決する実践的な力を修得。国際都市である「神戸」の街を学びの舞台に、社会を動かす確かな力を養成します。
学びのポイント
幅広い知識と教養を身につける
学びの柱は「市民と生活」「仕事と産業」「地域と文化」の3分野です。幅広い知識と教養に基づき、現代社会を多面的に読み解く力を養成します。
地域社会における多彩な実習
“地域に学び、社会を動かす”力を育成します。地域でのフィールドワークなどを通して、「社会や人の役に立ちたい」という想いの実現をめざします。
4年間必修の少人数制ゼミ
少人数クラスのゼミナールで学ぶことにより、各自の興味関心に基づいたテーマを深く分析しながら、高度な専門性とスキルを身につけます。
取得できる資格
- 社会調査士※
- 中学校教諭一種免許状(社会)
- 高等学校教諭一種免許状(公民)
※ 指定科目の単位修得者が取得できる資格。
実際に神戸を歩いてデートコースプランを考える。そこで何が見えてくる!?
実際に神戸を歩いてデートコースプランを考える。そこで何が見えてくる!?
現代社会学科では、「観光都市神戸のデートコースを考える」企画に取り組むゼミがあります。学生たちはグループに分かれ、対象が若いカップルの「初デート」なのか、子ども連れの「ファミリーデート」なのか、あるいは「熟年デート」なのかと具体的に想定し、実際に自分の足で神戸の街の魅力スポットをたどりながらデートコース案を作成します。自分たちが普段気づいていない神戸の街の魅力や課題を発見し、よりよい情報発信を考えたり、さらには魅力ある都市づくりの提案に結びつけられるよう、ゼミでディスカッションをしていきます。