私たちの身の周りに潜む社会課題を見つけ出す
現代社会は単純に解決することができない課題が山積みです。現代社会学部は、そのような街の中にある課題を発見し、解決に導く力を身につけることを目的としています。社会、経済、経営、行政、国際問題、マスコミ、ボランティアなど、幅広い分野や活動について学ぶことで多面的な視点を養い、現代社会学科、社会防災学科の各学科で深い専門知識の修得を図ります。アクティブ・ラーニングやフィールドワーク、インターンシップを多く取り入れた実践的な授業を行っているのも特長です。常に現場を見つめて考える姿勢を培うとともに、主体性や行動力を高め、社会を生き抜く力を育てます。
社会の課題に直接触れて学び、実践力を培う
現代社会学科では「市民と生活」「仕事と産業」「地域と文化」の3分野を基点とし、広い視野での課題発見・解決力を養います。1年次は、少人数クラスでレポートの作成方法やプレゼンテーション、ディスカッションなどの基礎を修得。2・3年次にはフィールドワークで実践力を身につけ、地域社会に根ざした進路をめざします。
市民と生活
少子高齢化、個人化、グローバル化、高度情報化など、現代社会が抱える問題は私たちの暮らしに直結しています。家族、福祉、ジェンダー、組織などの観点から、当たり前だと思っている生活を見直し、そこに潜む課題を考察していきます。
仕事と産業
地域と企業、キャリアとライフコースの関係など、「働くこと」「つくること」をめぐる経済的側面や課題を、多面的に考察します。求められる能力、人材、ネットワークなど、現代社会における産業の多様なあり方と問題解決策を探究します。
地域と文化
文化が形成された社会的背景や地域とのつながりを知り、人々にどのような影響を与えるのかを追究します。現代社会の「グローバル化」という大きな変化に、これから地域はどう対応していくべきかを考えます。
取得できる資格
- 社会調査士 ※
- 中学校教諭一種免許状(社会)※
- 高等学校教諭一種免許状(公民)※
※ 指定科目の単位修得者が取得できる資格。
もっと魅力的な土地へ 学生の力で未来を描く
もっと魅力的な土地へ 学生の力で未来を描く
兵庫県養父市と連携し、若者の視点から地域活性化を考案する取り組みを2018年から継続的に行っています。これは現代社会学科の3つのゼミが連携して行うプロジェクトで、養父市の魅力を伝える音楽や映像作品を制作するチームと、地域が抱える課題解決をめざした政策提案を行うチームに分かれて活動し、現地での宿泊実習も行っています。