今年度から創設された学長による初の国際交流表彰が12月23、24両日、ポートアイランド第１キャンパスで行われました。

表彰を受けた１人は駐神戸大韓民国総領事館の李相烈（イ・サンヨル）総領事です。共通教育科目として企画された「総領事館連携講義」で2023年と2025年に日韓（韓日）の長い友好の歴史などについて講義していただき、2022年から始まった同総領事館主催「韓日大学生、友情の出会い」では毎回参加している本学の学生に貴重な助言をいただきました。国際交流センターが今年２月に実施した「韓国の服装（ハンボク）に着替えよう」と題した韓国文化の体験会にも参加いただきました。

もう１人はウクライナ最高会議（国会）のハリーナ・ミハイリューク議員です。「総領事館連携講義」では今月、領土の侵略を許さないウクライナの強い意志と平和を望む国民の総意を学生に示していただきました。またロシアによるウクライナ侵攻が始まった2022年の10月には同国の最高会議議員団５人の訪問団長として本学を訪れ、「ウクライナの経済と社会」をテーマにした授業に参加して、開戦から約８カ月のウクライナの惨状を語り、学生に政治や社会に興味を持つよう促していただきました。

いずれも国際交流センターの岡部芳彦所長の案内で備酒伸彦学長、高山修大学事務局長と懇談し、備酒学長が国際交流表彰の証書を手渡し、記念にクリスタルの楯も贈呈しました。