神戸学院大学

第4回三学部合同研究発表会をオンライン形式で開催しました

2022/03/09

オンラインでの発表会の様子
オンラインでの発表会の様子

3月1日に、第4回三学部合同研究発表会「神⼾医療産業都市推進機構のご紹介」をテーマに、昨年度同様、オンライン形式で開催しました。招待講演2題、一般講演5題で質疑応答の時間が膨らみ、40分延長の発表会になりました。普段顔を合わすことのない異なる学部の教員、多くの学外の方の参加がありました。

まず、招待講演では心理学部の河瀬諭准教授が動画を交えて音楽やリズムが身体の動きに結びつくことを紹介され、私たちも画面の前でリズミカルに聴講しました。招待講演2題目は、神戸医療産業都市推進機構の野口毅氏から、機構のスタートアップ起業について興味深い紹介がありました。

一般講演では、薬学研究科の水谷健一特命教授が、脳や皮膚における組織血管化の生理機能に注目した老化と病態を調節する研究について、薬学部の中川左理准教授は、帯状疱疹関連痛における治療の現状について報告されました。続いて栄養学部の藤岡由夫教授は、医師の立場から最新の動脈硬化の食事療法についてわかりやすく解説されました。一般講演4題目は薬学部の亀井敬泰講師から、留学先のストックホルムでの研究生活をコロナ禍での日本と欧州との比較を交えて報告があり、最後に薬学部の稲垣冬彦教授による大気中のCO2を選択的に吸収するDAC技術について発表がありました。環境問題の解決の一助となる先端技術に心が躍りました。

第1回目に掲げた「学部を超えて互いの研究を知る」という目標がより達成されつつあると実感でき、第5回目に繋がることを確信しました。

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