神戸学院大学

今年度初のオープンキャンパスを開催しました

2011/07/19

マナビーホールで開かれたオープニングセレモニーで約400人の参加者を前に開会宣言する岡田学長
マナビーホールで開かれたオープニングセレモニーで約400人の参加者を前に開会宣言する岡田学長
 オープンキャンパスの参加者に刷り上ったばかりの神院新聞を配布する新聞会のメンバー
オープンキャンパスの参加者に刷り上ったばかりの神院新聞を配布する新聞会のメンバー
学部ガイダンスに聞き入る参加者
学部ガイダンスに聞き入る参加者
薬剤師体験で軟膏作りに挑戦する参加者
薬剤師体験で軟膏作りに挑戦する参加者

有瀬キャンパスとポートアイランドキャンパスで7月17、18の両日、今年度初のオープンキャンパスが開かれ、たくさんの高校生や保護者でにぎわいました。有瀬キャンパスには昨年とほぼ同数の約2,700人、ポートアイランドキャンパスには昨年を大幅に上回る約280人が訪れました。大学挙げての大きなイベントだけに、教職員はもちろん、多数の学生スタッフも積極的に運営にかかわり、来訪者に「元気な大学、神戸学院!」を大いにアピールしました。

オープニングセレモニーは17日、有瀬キャンパス大学会館のマナビーホールであり、約400人の参加者を前に、岡田豊基学長が高らかに「開会宣言」。高校生らは、学部ごとのミニ講義を受けたり、東日本大震災災害支援ブースの見学、入試相談コーナーやキャンパスミニツアーなどを訪れました。

昼食時には、学生食堂で無料の「学食体験」もあり、明石西高校の柳瀬愛さんと大江美咲さんは「ボリュームもあるし、おいしい」と、から揚げ定食やハヤシオムライスに舌鼓。柳瀬さんは「インターネットで、オープンキャンパスの開催を知りました。栄養学部に入学し、将来は管理栄養士を目指します」といい、大江さんは「自宅が明石なので、家から通えるのが魅力。神戸学院大学はキャンパスがきれいで、高校とは違ってけたはずれに広いので、迷ってしまいました」と苦笑していました。

有瀬キャンパスでは、イベントを盛り上げようと独立団体のメンバーも活躍。学生放送局は大学会館のサテライトスタジオで両日計12本の生番組を放送。寺井淳志放送局長(人文学部3年次生)は「今年はオープンキャンパスの受付が15号館に移りましたが、昼食時にヤマザキショップで食事していた多くの方が放送を聴いてくれました」と話しました。同じ独立団体の新聞会も、2日間で延べ13人の部員が出て、刷り上げたばかりの神院新聞「オープンキャンパス特集号」を計500部配布しました。

一方、ポートアイランドキャンパスには、この夏一番の暑さの中、初日だけで176人が訪れました。台風の影響で雨となった18日も、途切れることなく高校生や保護者らが訪れました。午前10時から、福森義信薬学部長が学部ガイダンスをしたあと、本学OBで、神戸市立医療センター中央市民病院の田中詳二副薬剤部長が「薬剤師になりませんか」というテーマで講演。午後からは、東日本大震災の後、被災地の宮城県石巻市で復興に尽力している愛媛県薬剤師会の須田武雄さんの講演もありました。漢方薬の試飲コーナーのほか、薬剤師体験もあり、白衣に着替えた高校生らは講師の指導を受けながら実際に粉薬や軟膏作りにチャレンジしました。

朝7時前に自宅を出たという西脇工業の古谷優樹さんは「人を助ける仕事がしたかった。最初は医者になりたかったのですが、中学生になってから薬に興味を覚えました。頑張って合格したら、自宅から通いたい」と話していました。学生スタッフとして来訪者に薬学部の6年間の生活などを説明していた有木沙織さんと坂口真理さん(いずれも5年次生)は「高校生はアメリカでの海外研修に興味を持ってくれたみたいです。来月のオープンキャンパスでも、スタッフとしてがんばります」と話していました。

次回オープンキャンパスは、8月27、28の両日、ポートアイランドキャンパスで開催します。