神戸学院大学

全学教育推進機構

リカレント教育講座「自分らしさを見つける女性のためのキャリアデザインプログラム」が開講しました

2023/10/31

講座の様子
講座の様子
講座の様子
講座の様子

本学主催のリカレント教育講座が開講し、第1回のプログラムを10月28日にポートアイランド第1キャンパスで開催しました。この講座は、全3回のプログラムで、「これからのキャリアについて立ち止まって考えてみたいと思うひとりひとりが、自らの特徴を知ることを通して、自分らしい生き方を実現するチャンスを提供すること」を目的としています。

第1回は、本学全学教育推進機構でキャリア教育担当の特任講師を務める上田浩樹講師が登壇し、「“自分史”を作ろう!『これから』のための『これまで』を」と題して講義を行いました。

講義では、「これから」を考えていくために「これまで」を整理し、自己肯定感を醸成することを目的に、自己を見つめる際に必要な3つの考え方(自己肯定感、課題の分離、自分の器を描く)を学んだ後、これまでの人生でどのような経験を積み、何を身につけてきたのかを段階的に言語化することを通した自身の振り返りを行いました。また、自身の振り返りにあたって、多様な選択肢がある中でこれまで以上に個人の意思が必要になっている時代を迎えていることを理解したうえで、「自分を見る目」を養うワークから、固定概念に捉われないものの見方を学びました。

上田講師は、「同じ不安や悩みを持つ受講生同士でのコミュニケーションをとても積極的に行っていただき、それが講座そのものの学びの向上にも繋がったのではないかと思います」と話しました。

また、受講生からは、「みなさんそれぞれが置かれた環境で頑張っていることがよくわかった」「自分がこれまで働いてきた中で培ってきたものを認識することができた。普段は自分にはなんのスキルもないと思ってしまうことが多いが、ポジティブに自分を見つめ直すことができた。今後自分がやりたいことなどを改めて考えようと思った」という感想がありました。

第2回は、「未来を描く!理想のキャリアの見える化をとおして」と題して、第1回に引き続き上田先生が登壇します。

リカレント教育とは
「学校教育」を、人々の生涯にわたって、分散させようとする理念であり、その本来の意味は、「職業上必要な知識・技術」を習得するために、フルタイムの就学とフルタイムの就職を繰り返すこととされています。本学のリカレント教育では、受講いただく皆さまが将来的に地域社会の発展に貢献することも見据えつつ、一人ひとりが自らのキャリアデザインに基づき、能力を向上・発揮するための学習機会となるプログラムを提供することを目標としています。