本学主催のリカレント教育講座を１月21日に神戸三宮サテライトで開催しました。この講座は、全３回のプログラムを通して、「働き始めたい」「不安な就労状況を抜け出したい」と思っている女性一人ひとりが、自らの特徴を知り、つながりを創り、目指したい働き方を実現していくための機会を提供することを目的としたもので、今回は12月17日に続く第２回となります。

今回のプログラムは、一般社団法人U-me代表理事の望月里恵さんをお招きし、「“今”のリアルを知りたい！社会に求められる人財とは」と題して講義を行いました。

講義では、「自分自身の心と身体に気づく」や「感情とニーズに気づく」をテーマに、受講者それぞれが持つキャリアに対する気持ちやニーズについて考えを共有し、気づきが行動に繋がることを学びました。また、「セルフ・コンパッション（自分へのやさしさ）」や「抵抗に気づく」というワークからは、自分を満たすことや体験することの大切さを学びました。講義の最後には、受講者が最初に抱いていた「社会に求められる人財とは」に対するイメージや心の変化について発表しました。

前回に引き続き、少人数ならではのアットホームな雰囲気で、受講者の皆様の和気あいあいとした意見交換が行われました。

講師の望月里恵さんからは、「受講生の皆さんが難しいテーマにも関わらず積極的にワークに取り組んでくださり、感度が高くて驚きました。今日の学びを今後のきっかけにしていただけたら嬉しく思います」と述べました。

また、受講生からは「普段考えていたことの延長線で、自分が見えていなかったことに気づけた。このような貴重な機会を逃さなくてよかった」という感想がありました。

最終回となる第３回（1月28日）は、「働くと変わる！わたしのまわりのアレやコレ」と題して、ロート製薬株式会社信頼性保証部マネージャーの藤田朋子さんが講演予定です。

【参考】
第１回プログラムの様子はこちら

※リカレント教育とは
「学校教育」を、人々の生涯にわたって、分散させようとする理念であり、その本来の意味は、「職業上必要な知識・技術」を習得するために、フルタイムの就学と、フルタイムの就職を繰り返すこと。本学のリカレント教育では、地域社会の課題解決を優先的な目標とし、現在、女性向けのプログラムを中心に展開している。