韓国
【祥明大学校】法学部 木村 夢実(2022/08~2023/01)
留学を決めたきっかけ
私が留学を決めたきっかけは、推しているK-POPアイドルの話してる言葉を理解できるようになるためです。元々、親の影響で韓国に旅行することは多くありましたが、私が韓国語を理解できていなくても親が話せたので何の問題も無く過ごせていました。しかし、私がK-POPアイドルを好きになりだしてから、好きな人が話している言葉を理解できないのがとても不便に感じ、普段から韓国旅行もよく行くため、勉強を始めることにしました。勉強を始めたものの、学習した単語などをアウトプットする機会が無く、韓国人の友達を作って話してみましたが、もっと語学力を上げて韓国で生活しても困らないぐらいに話せるようになり、そしていつか推しているアイドルに会った時に自分の思っていることを全部伝えられるようになりたいと思ったのがきっかけです。
留学によって得られた成果(語学力、考え方、培われた能力)

留学するにあたって、留学前から語学能力試験を受けたりなどしてある程度語学力は上げて渡韓しましたが、友達との日常会話はできても、授業中に教授が話している内容が半分しか理解できなかったり、銀行口座開設や住民登録をする際の形式的な専門用語が飛び交う場面では雰囲気に呑まれたりして本当に苦労しました。そこでトラウマなどと言い訳して諦めるのではなく、友達についてきてもらったり、プレッシャーに負けず翻訳機を使ったりして伝えたいこと、気になることはしっかり聞くべきだと考えます。自分たちが思っているよりも現地の方達は親身になって力になりたいと思ってくれている方が多いので、ゆっくり焦らずに伝えればいいんだと学ぶことができました。
現地の方達は日本に比べて本当に周りの目を気にすることがなく、自分の生きたいように、やりたいことを楽しんでいる感じがして、私自身、今まで周りの目を気にして生きていましたが、伸び伸びと生活することができて価値観が変わったと感じます。みんな自分の生きたいように生きているからこそ、他人のやり方に文句や悪口を言う人はおらず、他人の意見を尊重しながら自分の意見も押し付けることなくはっきり伝えられるような人ばかりで、私もこういう生き方をしたいと強く感じました。
今回の留学によって得られた成果といえば、大きく分けて二つほどあり、一つ目は語学力の上達、二つ目に主張する力であると考えます。これらは留学という経験がないと絶対に得られなかったと思うので、本当に韓国に行って良かったと感じます。
同じ大学へ留学する後輩へのアドバイス
(留学先大学、授業や勉強に関すること、生活全般等について)
先ほども書いたとおり、韓国人の性質としてなんでも早く早くするという性格ではありますが、自分が何か言いたい時やしたい時はゆっくりチャレンジしてみても、思ったよりマイナスな気持ちで接されていることはなくて、自分がきちんと伝え切れるまで待って理解しようとしてくれるため、焦らずゆっくりと最後まで諦めずに伝えてみるべきだと考えます。
履修するときのポイントとして、日本も関係あるような内容の授業(日韓〜というような講義名)を受けると、教授の日本語が上手だったり、受講している学生も日本のことが好きで学びたいと思っている人が多いため、授業に参加しているだけで声をかけてもらえたり、グループディスカッションを通して現地の友達が増えたりしやすいと思います。
韓国での生活について、日本人でも韓国人でも友達がいないと留学中に学んだ事などをアウトプットする機会が大幅に減ってしまうため、自分から声をかけたり、SNSなどでも友達を作るべきだと考えます。友達がいるのといないのとでは留学の質が大きく変わると実感しました。
留学を通しての感想
この留学を通して、自分の価値観にとてもいい影響を与えることができたなと感じます。良くも悪くも韓国人の自由さをよく知ることができ、隣の国ではありますがこんなに文化の違いが生じるのかと不思議に感じました。私がインプットできて本当に良かったなと思うことは、周りの目を気にしない自由なところであり、今まで自分がどれだけ人の目を気にして窮屈に生きていたかを確認することができました。逆に言えば、やっぱり日本で暮らすのが一番いいと感じる経験にもなると思いますし、もっと韓国のことが好きになるだろうと考えます。語学力の上達は勿論ですが、今まで触れることのなかった他国の文化や生き方に混じって自分も体験することができ、本当にいい経験になったと感じます。
木村さんの1Week
授業 | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT | SUN |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AM | ゆっくり起床して昼からの授業の準備 | 授業の準備(次の授業の内容を翻訳) | 11時から授業 | 11時から授業 | ゆっくり起床して出掛ける準備 | 朝から有名なカフェへブランチするために並ぶ | 授業の準備(次の授業の内容を翻訳) |
PM | 15時まで授業 その後は友達とカフェ |
授業やPPT の作成資料集め | 13時まで授業 友達と昼食→カフェ |
友達と昼食→カフェ | 友達とショッピング カフェ |
ショッピング カフェ |
一人でカフェで勉強 |
NIGHT | 自炊してゆっくり過ごす | ルームメイトとペダルをしてミニパーティー | 自炊してゆっくり過ごす | バディプログラムで夕食 | 友達と夕食 | 友達と夕食 | 自炊してゆっくり過ごす |
【祥明大学校】グローバル・コミュニケーション学部 小倉 可鈴(2022/08~2023/01)
留学を決めたきっかけ
もともと言語学習が好きで、また私の親が在日韓国人でもあるため、韓国語も勉強したいと思っていました。大学2年次生ごろにハングルから勉強し始めてもっと話せるようになりたいと思い、日本の韓国料理店でアルバイトをする中で、韓国人や韓国語と触れ合える機会が多くなり韓国の文化そのものが好きになりました。ちょうどその頃神戸学院大学と協定校の韓国の大学生たちと交流できる交流会があり、その時にできた友達が神戸学院大学に留学するときいて自分もその交換留学の制度を利用して行きたいなと思うようになり、そこから留学に行きたいと考えるようになりました。
留学によって得られた成果(語学力、考え方、培われた能力)

私は留学を通して人生で初めてする経験がとても多かったので、それだけを考えても留学に行ってよかったと思います。日本ではできない経験や日本では経験したことがあることにしても、また違う感情がありとても不思議で本当に楽しかったです。初めはすべて韓国語なのが不安でしたがすぐに慣れました。家からでるとすべて韓国語なので、私はできるだけ外に出るようにしていました。外に出て散歩するだけでも私は楽しかったです。私は留学に行く前から簡単な会話はできるぐらいで入国してすぐ韓国人の友達と二人で出かけたのですが、その時に意外と会話が普通にできたので達成感を感じとても楽しかったです。できる限り日本で韓国語に慣れておくことをお勧めします。韓国語は4か月間を通して知らないうちに徐々にできるようになってきました。帰る頃にもう少しいたらもっと理解できていたのだろうなという心残りもあります。
同じ大学へ留学する後輩へのアドバイス
(留学先大学、授業や勉強に関すること、生活全般等について)
韓国に行く前にできるだけ韓国語能力を身に着けておくことをお勧めします。そのほうが現地で友達もできやすいですし、生活することがもっと楽しくなります。またできるだけ寮から出ることをお勧めします。私は運よく周りの友達やつながりに恵まれとても楽しく充実した日々を過ごせたので、友達は絶対にたくさん作ることをお勧めします。韓国人は友達が友達を紹介してくれたりするので、とにかくたくさんの人に出会ってみてください。その時にも韓国語で話すので韓国語能力もどんどん上がっていくと思います。あとは、想像していたより物価が高く、円安の時期だったのでお金はあるだけいいと思います。何をするにしてもお金がかかるので多めに用意することをお勧めします。
留学を通しての感想
正直私は行く前にモチベーションが下がってしまい、不安に押しつぶされそうになりました。しかし今すべて終えてから振り返ってみると本当に楽しくて人生で一番楽しい期間だったなと思うことができました。私は思いのほか文化や生活、遊び、性格が韓国と合いとても楽に過ごすことができ、ずっと住みたいなと思えるほどでした。すべてが楽しいことだけじゃなく、大変だったこともありましたが、それを超えるほど楽しさや生活のしやすさが勝っていました。留学期間中、日本に帰りたいと思ったことは一度もなく日本に帰りたくありませんでした。空港で同じ寮の子たちと離れるときは涙が出ました。日本食は恋しかったですが(笑)。また韓国で友達もたくさんでき、今でも連絡を取っています。これからも韓国にたくさん行き、友達にも会いたいですし、また住みたいと考えています。それぐらい私にとっては濃くすごく充実した留学生活でした。
小倉さんの1Week
授業 | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT | SUN |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AM | 異文化コミュニケーション 対話と自己表現 |
睡眠 授業なし |
異文化コミュニケーション | 対話と自己表現 | 睡眠 授業なし |
睡眠 | 睡眠 |
PM | 学校周辺で昼食・昼寝 街に買い物 |
街に出る | 学校周辺で昼食課題 バディと遊ぶ |
学校周辺で昼食・課題 街に遊びに行く |
家で昼食・遊びに行く カフェに行く |
カフェに行く | 家で昼食 |
NIGHT | 街で夕食 就寝 |
家で夕食 就寝 |
バディと夕食・課題 就寝 |
家で夕食 就寝 |
終電で家に帰る 就寝 |
街で夕食 就寝 |
寮の友達とペダル・課題 就寝 |


【韓国航空大学校】経営学部 田中 雄大(2022/02~2023/01)
留学を決めたきっかけ
留学は大学に進学する前から行こうと考えていました。留学に行きたいと強く思うようになったのは、1年次生の時に2週間釜山で行われた語学研修に参加したときです。その時初めて韓国に渡航し、韓国人と初めて交流しましたが、親切で温かい人柄や文化がとても好きになり、「絶対に韓国に留学するんだ」と思うになりました。
留学によって得られた成果(語学力、考え方、培われた能力)

1年間の留学生活を通して語学力の面では、留学前は資格面ではTOPIK4 級、実力としては、ハングルで書かれたものは一通り読むことができ、韓国の街中にある韓国語表記のものも一通り理解できる程度でした。リスニングは簡単な内容やゆっくり話してもらうと理解でき、スピーキングはほとんどできないレベルでした。1年間生活したことで、韓国語を使うときの思考回路がアップグレードされた気がします。韓国語を使うとき、今までは脳内で「日本語→韓国語→間違っていないか確認→話す」だったのですが、今では「日本語→韓国語→話す」またはすぐに韓国語が出るようになりました。日本語から韓国語への脳内変換の速度が劇的に速くなりました。リーディングもよりアカデミックな内容や知らない言葉でも自分の語彙から推測して理解する力が付きました。また、リスニングは現地の人々との会話の中で、耳が慣れてネイティブのスピードでもかなり理解することができるようになりました。
考え方の面では、物事への挑戦に対するハードルが下がりやすくなった気がします。留学生活の中ではすべてが挑戦で、自分が挑戦を選ばない限り成長はなく、生きていくこともできないので、挑戦に対してためらいがなくなり、とりあえず挑戦してみてダメならまたその時考えようと考えるようになりました。この結果、韓国では積極的に行動することができるようになり、充実した留学生活を送ることができました。また、以前までなら怒りたくなるような状況でも心を落ち着かせることができるようになりました。留学生活では自分の当たり前が当たり前ではなくなり、うまくいかないことの方が多くなります。そのような体験を多くしたことで、困難なことや怒りの気持ちがわきそうになっても「そんな時もある」、「自分はこう思っているけれど、相手は違うかもしれない」と考えるようになり、自分の感情をコントロールしやすくなりました。
培われた能力としては、外国語でも意思疎通を図ろうとするコミュニケーション能力や、気になることあれば知りにいこうとする探求心、フットワークの軽さ、失敗を引きずらないマインドが挙げられると思います。
同じ大学へ留学する後輩へのアドバイス
(留学先大学、授業や勉強に関すること、生活全般等について)
韓国航空大校へ行きたい人は、最低限の語学力を有して行く方が良いです。他の大学と違って語学堂がないので、「韓国語を勉強する」機会はないと考えておいた方が良いです。基本的には「韓国語で勉強する」大学です。何もわからない状態で行ってもあまり収穫は見込まれないと思います。また、日本語を話せる職員や学生はいないに等しいので、スピーキング能力がなくても話してみる勇気がある人が向いています。また、我々のような留学で来ている日本人はいません。その環境の中でも平気だと思えるマインドも重要です。ここまで聞くとあまり魅力を感じないかもしれませんが、実際は協定校の中でも韓国語を学ぶ環境、韓国を体感する環境としては一番良いということを伝えたいです。最低限の語学力さえあれば、苦労はするかもしれませんが現地の大学生と一緒に現地の大学の授業を聞くことができます。積極的に話す気持ちや果敢に挑戦する気持ちさえあれば、親身になって助けてくれる人はたくさんいるので成長できます。日本人がいないので、日本人だけで集団になることもなく、留学生活において成長するためには支障がない環境であると言えます。留学生活で成長する中で一番の弊害は日本人です。アウェーな環境の中で、日本人がいることは安心感や心強さがあるように思えますが、それでは成長スピードは大幅に減速します。悩みや苦労を分かち合える日本人の友達は確かにいたほうが良いですが、基本的には韓国の人たちと生活することを心掛けましょう。それぐらい強い気持ちをもって生活すれば間違いなく他の留学生よりも成長できる環境が整っています。留学生は常に挑戦者です。向こうの人たちは挑戦者にとても優しく寛容です。恐れずに挑戦してください。
授業については、一年間留学に行くと想定した場合、韓国語に自信がない方は前期3コマ程度に抑え、韓国語についての講義を二つ程度、一つは専門講義などの韓国語で学ぶ講義を受講するのが良いと思います。大学生活、語学などに慣れてきた後期からは4コマ程度受講し、内容もすべて韓国語で学ぶ現地の学生と同じような講義に挑戦するとよいと思います。講義内容や課題の量にもよりますが、後期4コマとった身としてはかなりきついです。しかし、達成感はすごくあるので留学を終えるころにはしっかりと勉強したと思うことができると思います。講義の選び方は、バディなどの現地学生に取りやすい内容を教えてもらい、単位をとりやすい講義、興味がある講義を選べばよいと思います。
留学を通しての感想
大学に入学してからずっと留学を目標に頑張ってきました。途中コロナウイルスによる留学の延期があり、簡単にはいかないことばかりでしたが、留学を終えた今、最後まで諦めずに挑戦し続けて本当に良かったと思っています。自分が想像していたよりも一年間の留学生活は学びが多く、語学力以外にも人として大きく成長できたと思います。きっとこれからの長い人生の中で困難な状況や大事な状況に直面したとき、今回の留学経験が必ず私を後押ししてくれると思います。そう思えるくらいこの経験は普通では体験できない、貴重な時間でした。大学生活での1番大きな目標を達成した今、この貴重な経験を無駄にしないようさらなる大きな目標を掲げて挑戦していきたいと思います。挑戦してみないとわからない、無理なこと、できないことなど無いと学ばせてくれた家族や韓国の友人たち、この留学に関わってくれたすべての人に恩返しできるよう挑戦し続けます。
田中くんの1Week
授業 | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT | SUN |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AM | 家事や翌日以降の講義の課題をする | 心理学の講義 経営学入門 |
講義の課題をする | 家でのんびりする | 現代美術の理解 | 家でのんびり&家事 | 野球の試合準備や球場まで移動 |
PM | アルバイト | 野球部の練習 | 熱気球体験 | カフェへ行き課題をする | アルバイト | 友達とボルダリングやカフェ散策 | 野球の試合準備や球場まで移動 |
NIGHT | カフェへ行き課題をする | 野球部の練習終わりに大学近くで夕食 | アルバイト&アルバイト後カフェで課題 | 自炊してお気に入りの番組を見ながらの夕食 | アルバイト後カフェで課題 | 友達と夕食 | 試合後チームメイトと飲み会 |


【韓国航空大学校】経営学部 宮本 泰之(2022/02~2023/01)
留学を決めたきっかけ

もともと海外で生活をしてみたいという思いがあり、大学では必ず留学に行こうと決めていました。国にこだわりはなかったものの、1年次生の頃に第二言語として韓国語を学んだことで、より韓国に対する関心が強くなり韓国語の勉強の楽しさも感じたことから、韓国への留学を決めました。大学2年次生の前期に釜山に留学予定でしたが、コロナウイルスの影響により10日間で強制帰国になりました。3年次生でも留学を希望したものの、再びコロナウイルスの影響で延期となりました。行けなくなるほど、より行きたいという気持ちが強くなり、4年次生でついに渡韓することができました。今回は場所を釜山からソウルに変更し、期間も半年から1年に延長したことで、新しい気持ちで留学に挑むことができましたし、留学延期によって韓国語の学習時間も増えたため、レベルアップした良い状態で留学をスタートできたと思います。
留学によって得られた成果(語学力、考え方、培われた能力)
語学力はもちろん、人間力、生活力、協調性、積極性などがより身に付いたと感じます。初めは言葉もあまり理解できず意思疎通が難しかったですが、生活を通して少し積極的になるだけで、吸収できる量が大きく増えたし、語彙力も上がったと感じました。積極性に伴って、語学力や協調性などがついてくるので、その大切さを知った今、日本でも積極的に行動していこうと思えるようになりました。
同じ大学へ留学する後輩へのアドバイス
(留学先大学、授業や勉強に関すること、生活全般等について)
今回、神戸学院大学から韓国航空大学校への留学生第一号として渡韓しましたが、結果として非常におすすめの大学だと感じました。授業や勉強に関しては、基本的に韓国人学生に向けての内容なので難しいですが、その環境自体は留学にとても適しています。日本人がほぼいないので言語をより早く上達できるとともに、授業内で韓国の学生と交流することができます。航空大学校ならではの授業もあり、貴重な体験ができます。またサークル活動も自分次第で楽しむことができます。
生活に関しても、航空大学校はアクセスがいいので利便性が高かったと感じます。学校の寮でも特に問題はないと思いますが、周りに何もないので私生活を充実させるのであれば、一人暮らしやルームシェアがおすすめです。なにより積極的に行動し、多くの人と関わって行って欲しいなと思います。人と関わることで、自分でも想像していなかった経験ができます。困ったことがあれば遠慮せず人に頼り存分に留学を楽しんでほしいと思います。
留学を通しての感想
留学は語学力だけではなく、その他の能力(人間力、生活力、協調性、積極性など)にもいい刺激を与えて伸ばしてくれるきっかけになったと感じるので、本当に留学してよかったです。自分でも知らなかった自分に出会えたり、長所を見出せる経験もできました。生活する環境が大きく変わることに少し不安はありましたが、問題なく適応できることがわかり、思い切って飛び出してみるものだなと思いました。今後の人生でも深くかかわっていける友達ができたり、他国に信頼できる人ができることは本当に貴重なことだと考えます。学生のうちにこのような経験ができたことを誇らしく思うし、このような経験をさせてくれた両親や国際交流の教職員の方、関わってくださった全ての人への感謝も忘れないようにしたいです。
宮本くんの1Week
授業 | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT | SUN |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AM | ゆっくり起床 課題 |
授業/心理学(グループワーク)・経営学入門 | 授業/熱気球体験(グループワーク) | オンラインインターン 勉強 |
現代美術の理解 | 友達と外出 | ゆっくり起床 家でゆったり |
PM | アルバイト | サークル活動(ボードサークル) 校庭や漢江前の公園でクルージング |
カフェで勉強 友達と遊ぶ |
アルバイト | カフェで勉強 友達と遊ぶ |
友達と外出 課題 |
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NIGHT | 課題 授業の準備 |
家でゆったり | 課題 授業の準備 |
友達と遊ぶ 家でゆったり |
カフェで勉強 課題 |
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【朝鮮大学校】法学部 田中 萌恵(2021/09~2022/01)
自身を成長させるため、朝鮮大学校への留学を決めた

私は幼い時から親の影響で自然と韓国文化や韓国語に触れる機会の多い環境で育ちました。高校生の時に受けた韓国語の授業がきっかけで、本格的に韓国語を学び始めました。勉強を始めた時に、留学に行くことを目標のひとつに決めていました。
朝鮮大学校を留学先に決めたきっかけは、朝鮮大学校からの交換留学生との出会いでした。当時まだ韓国語に自信の無かった私は、ソウルの祥明大学校への留学を希望していました。ソウルには知り合いもいて安心できると思っていたからです。しかし、彼女から朝鮮大学校は日本人の留学生がいないため、韓国語を伸ばすには最適の環境だと教えてもらい、挑戦したいという気持ちが芽生えました。自分を成長させるためにはとっておきの場所だと思ったからです。留学に向けてT O P I K(韓国語能力検定)4級を取得し、日常生活で困らない程度の語学力を身につけました。
留学はたくさんの経験ができるチャンス 交流を通して思い出を作って欲しい
朝鮮大学校では韓国語の授業と学科の授業を受けることができます。韓国語のクラスはレベル別に2つのクラスに分かれています。私はメディアの分野に興味があったので、新聞放送学科の授業を受けました。講義や現地で知り合った友達と自然に会話をすることで語彙力が日本にいた時よりとても早く伸びました。日常的に韓国語を使う環境に置かれているからこそ勉強意欲が増し、留学中に受けたT O P I K(韓国語能力検定)では最高級の6級を取ることができました。語学力以外にも、文化も育ちも違う友達との交流を通して、今まで知らなかった他国の文化などを知り、自身の異文化理解がさらに広がりました。
朝鮮大学校がある光州は日本人がほとんどいません。韓国語がある程度できないと困ることが多いと思います。ただの資格として韓国語能力検定を持つのではなく、韓国語で自分の意見や考えを伝えられる力が必要です。真剣に勉強することは重要ですが、なにより現地の韓国人の友達、韓国以外の国と地域からきた友達との交流を楽しんでください。光州の人々は優しく、知れば知るほど住みやすい地域です。また、国内旅行へ行きやすい地域でもあります。友達をたくさん作って国内旅行に行き、楽しい思い出を作ってください。
たくさんの人の支えで実現できた留学
私の留学はコロナの影響で予定よりも1年半遅く実現しました。待っていた期間は韓国語の学習意欲も落ち、このままどうしたらいいんだろうと思うことも多かったです。けれど、国際交流センターの方々が常に支えてくれ、留学に行けるようにたくさんのサポートをしてくださいました。だからこそ、この留学は国際交流センターの皆さんに恩返しができる留学にしたいという思いで韓国に行きました。留学生活では韓国人の学生、朝鮮大学校の教授・職員、現地で知り合った方々にたくさん支えてもらいました。私が待った1年半は、この人たちに出会うためだったと思えるほどです。これから留学を目指している人や留学が決まった人にも私と同じように良い出会いのある留学を経験してほしいと思います。
田中さんの1Week
授業 | MON | TUE | WED | THU | FRI | SAT | SUN |
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AM | 家でゆっくり | 〔新聞放送学科の講義〕 テーマに沿って学生同士で討論します |
友達と勉強 | 〔ビジネス日本語会話〕 | 家でゆっくり | フィギュアスケート | 家でゆっくり |
PM | 動画授業の視聴 | 〔ビジネス日本語会話〕 日本語学科の講義を受けました |
〔リスニング・会話〕 能力別に分かれて韓国語を学習します |
〔韓国語・書き取り〕 | 〔韓国語語彙・文法〕 | 家でゆっくり | 動画授業の視聴 |
NIGHT | TOPIKの勉強 | TOPIKの勉強 | 友達とごはん | 友達とごはん | TOPIKの勉強 | TOPIKの勉強 | TOPIKの勉強 |
HOLIDAY |


