神戸学院大学

男女共同参画推進への取り組み

「森わさ賞」第2回受賞者が呉富美さん(神戸学院女子短期大学文芸科卒)に決定しました

2021/01/06

校祖森わさ先生
校祖森わさ先生
呉富美氏
呉富美氏

 学校法人神戸学院は、2012(平成24)年に創立100周年、神戸学院大学は2016(平成28)年に創立50周年を迎えています。本法人 の原点である私立森裁縫女学校の創立(1912〈明治45〉年)理念は、「艱難(かんなん)にくじけず自活していける女性」と「真に社会に 役立つ人間」の育成にありました。
 校祖森わさ先生のこの志を継承し、活躍する女性教職員、卒業生・修了生を顕彰するために、昨年度(2019年度)、「森わさ賞」が新設されました。
今年度は、募集期間内に16人の被推薦者があり、昨年末に開催された「『森わさ賞』選考委員会」(委員長:佐藤雅美学長)において、呉富美さん(富美宝飾代表)が第2回受賞者に決定しました。
 呉氏は、1961(昭和36)年、神戸森女子短期大学(現:神戸学院女子短期大学)文芸科を卒業後、貿易会社での勤務を経て、1968(昭和43)年に富美宝飾を創業され、今日に至るまで代表を務められています。神戸貴金属工芸組合組合長、兵庫県技能士会連合会理事、神戸市技能職団体連合会常任理事等、業界のリーダーとしても活躍中です。1994(平成6)年からは、白梅会会長として短期大学同窓会の発展に尽力されてきました。
 また、この間(かん)、厚生労働大臣表彰(組合長を務める団体表彰)、神戸技能功労者表彰、兵庫県労働・技能功労者表彰などの表彰も受賞されています。学校法人神戸学院においては、45年間にわたり本法人の理事・評議員を務め、2018(平成30)年には西本誠實理事長より感謝状を贈られています。
 表彰式は、2021年2月に行われる予定です。
 なお、神戸学院女子短期大学は、2006(平成18)年3月31日をもって、同じ学校法人に属する神戸学院大学と統合されました。