神戸学院大学

男女共同参画推進への取り組み

「森わさ賞」第1 回受賞者が山口弥生弁護士・薬剤師(薬学部卒)に決定しました

2020/01/08

校祖森わさ先生
校祖森わさ先生
山口弥生氏
山口弥生氏

学校法人神戸学院は、2012(平成24)年に創立100 周年、神戸学院大学は2016(平成28)年に創立50 周年を迎えました。本法人の原点である私立森裁縫女学校の創立(1912(明治45)年)理念は、「艱難(かんなん)にくじけず自活していける女性」と「真に社会に役立つ人間」の育成にありました。

校祖森わさ先生のこの志を継承し、活躍する女性教職員、卒業生・修了生を顕彰するために、今年度「森わさ賞」が新設されました。募集期間内に9 名の被推薦者があり、このたび開催された「『森わさ賞』選考委員会」(委員長:佐藤雅美学長)において、山口弥生氏(弁護士・薬剤師、1987(昭和62)年薬学部卒)が第1 回受賞者に決定しました。

山口氏は薬学部卒業後の薬剤師としての仕事を39 歳で退職。子育てをしながらロースクールに通い、司法試験に2 回目の42 歳で合格しました。現在、あさひ法律事務所(宮崎県宮崎市)所長弁護士。薬剤師の経験を活かして、「茶のしずく石鹸」や医療関係訴訟、宮崎県労働委員会公益委員、宮崎県弁護士会交通事故処理委員会前委員長などとして活躍。さまざまな公職や講演会・研修等啓発活動にも積極的に取り組んでいます。

表彰式は、2 月に行う予定です。