神戸学院大学

男女共同参画推進への取り組み

2025年度 男女共同参画キャッチフレーズが決定しました

2025/09/01

優秀賞の玄さん(左)と備酒学長
優秀賞の玄さん(左)と備酒学長
優秀賞の松尾さん(中央)を囲んで記念撮影
優秀賞の松尾さん(中央)を囲んで記念撮影
2025年度 男女共同参画キャッチフレーズ
2025年度 男女共同参画キャッチフレーズ

本学では、男女共同参画社会基本法の目的や理念について理解を深めることを目的として、2020年度より毎年度、立場や性別や年齢にかかわらず、すべての人が自分らしく、充実した人生を実現することのできる「神戸学院大学 男女共同参画キャッチフレーズ」を募集しています。

2025年度は、全438作品の応募の中から、学長を委員長とした選考委員会によって次の3作品が選ばれました。

    【最優秀賞】
  • 「幾万通りのRPG ~君はどの物語の主人公?~」鳥山ヨーコさん(ペンネーム)(教職員)
    【優秀賞】
  • 「選べる未来、変えられる今。」玄輝隆さん(法学部4年次生)
  • 「私たちの個性と夢は、社会の彩り」松尾采苗さん(総合リハビリテーション学部2年次生)

スケジュール等の都合から全員揃ってとはなりませんでしたが、8月8日と27日に表彰式を行い、備酒伸彦学長が各受賞者に表彰状と副賞の図書カード(最優秀賞:3,000円分、優秀賞2,000円分)を贈呈しました。

備酒学長は「最優秀賞の作品は、『他人や社会の観念に応えるのではなく、自らが人生の主導権を握ること』の大切さを優しく教え、認めてくれているように思います。優秀賞の作品には、性別や価値観、見た目や振る舞いの違いを乗り越えていく勇気と、そして夢を羽ばたかせることができるというメッセージを感じました。男女共同参画という固くなりがちなテーマを、身近な言葉で応援するみなさんのキャッチフレーズは、多くの人の心に響くものだと思います」と、それぞれの作品についての講評とお祝いの言葉がありました。

また、高山修大学事務局長は「選ばれた作品は、個性や夢、多様性を尊重する力強いメッセージが込められており、性別や背景を問わず共に生きる理想の社会像が表現されていました」と述べ、男女共同参画推進室長で人文学部の中山文教授は「受賞がみなさんの将来の夢や個性をさらに磨くきっかけとなりますように。素晴らしい人生を歩み、若者も高齢者も幸せを感じられる社会づくりに貢献されることを心より応援しています」と、祝福の言葉を述べました。

    各受賞者のコメント
  • 最優秀賞:鳥山ヨーコさん(ペンネーム)
    誰もが性別や立場、年齢等のカテゴリーにとらわれず、自分らしく人生の主人公として物語を創ることができるというメッセージを込めました。一人ひとりの多様な選択が、自分自身を豊かにするだけでなく、無限の可能性を秘めた社会を創り出すことにつながっていくことを願っています。
  • 優秀賞:玄輝隆さん
    構造的な役割から自由になって、未来を自分で選べる社会になって欲しい。そのためにはただ傍観しているだけではなく、個人の意識や行動の改革が大切なのだと思います。
  • 優秀賞:松尾采苗さん
    社会人としての責任を持ちながらも、個性も可能性も大切にしたい。誰もが夢を持って羽ばたける社会になってほしい。自分もその社会を推進していける人でありたいです。

受賞作品は、男女共同参画関連ポスターをはじめ、さまざまな広報・啓発活動に使用します。